二郎デートするときに彼女に伝えるべき覚悟【カップル二郎】
今回は、二郎デートするときに彼女に伝えるべきことを書きます。
カップルで二郎
皆さんはいつも行列している二郎系ラーメンを食べたことはありますか。ぼくは週に一回毎回どこかの二郎系、二郎、インスパイアを食べに行っています。
そんなときにぼくがよく印象に残っているのは、明らかに二郎初見の彼女と「二郎食べてみよう」というカップルでした。
それ自体は特別なことではありません。
一人公開処刑されている彼女
特に印象に残る瞬間は、ロット回転制の厳し目の二郎系で、彼氏は一人で食べきり、彼女を一人残して立ち去る姿です。
人気で長蛇の列系の二郎はロット回転制の事が多いです。ロット回転とはだいたい6人おきに麺を茹で始めて、6人が食べ終わるまで席に誘導しないというタイプです。
実質的に一人に与えられた時間は麺の湯で時間分くらいしかありません。麺が太めの二郎はだいたい提供までMAX15分ほど。この時間内に食べられない場合は、長蛇の列の熱視線を浴びながら二郎麺(350gほど)を胃袋に押し込んでいかなければいけません。
大体の方が男性で、しかも大食漢が多いので食べるのは平均的に8分程度でしょうか。どんどん早い人から席を立っていきます。ロット回転制でなければ、空いた席に次のお客さんが入るので目立つことはないのですが、ロット回転制の場合は非常に目立つ。
限りなく目立つ。
そして15分ごろには店主からありがたいアドバイスをいただくことになります。
食べきれないなら、残していいよ
あ、はい…
男性陣の熱視線を浴びながら退店していく姿
店の外では、彼女を紳士的な雰囲気で待つ彼氏
これでは誰も救われない。そう思い筆を取ることにしました。
カップルで行きやすい二郎を調べよう
個人的には、二郎は相手の相性に合わせて行くべきところだと思っています。中にはこういう人もいるでしょう。
もちろんその言い分はわかりますが、それは個人的な話。法律的には民法第521条に規定する「契約の自由」に基づいて僕たちは二郎への契約を望み、二郎はルールにのっとり商品を提供してもらっています。
嫌なら行かなければいいし、自宅で作ればいいだけの話。
という意見もあるでしょう。しかし、それは丁寧な接客に慣れてしまったから思うだけのことです。海外だと全然普通ですし、丁寧な接客でないと潰れてしまうという「常識」に反してラーメン一つで人気店になっています。
それでも並んでるから気になるし、食べてみたい。
その場合は、その契約先のことをよく調べましょう。仕事や接待と同じですね。
カップルで行きやすい東京都内の二郎系
以下が比較的カップルでも行きやすい二郎系です。
ロット回転も厳しくなく、殺伐とした雰囲気でもないです。
この他、必ずブログや食べログ、Twitter、GoogleMAPの口コミは3つほど目を通しておきましょう。
ちなみに味は美味しいけど、初心者が行くと辛くなるのはこちら
こちらは人気店で超行列店かつ繁華街にも近いのでよくカップルを目にするのですが、一人公開処刑されている方をよく目にします。人気店=初心者向けではないのでよく調べましょう。
できれば、誰かを連れて行く前に一回下見しておいたほうがいいかと。その時は以下をチェック
二郎へ行ってみたい彼女に伝えるべきこと
上記お店以外の近場の二郎に行きたいと「初見で大食漢ではない彼女」が申したときは以下のことを伝えましょう。
メンタルについて
注文について
ラーメン小の麺量はおよそ300g前後が基本です。通常のラーメンは150g程ですから2倍はあります。良心的なカジュアル店だと250gくらい。
いつもラーメン2杯食べている彼女なら心配はありません。むしろ安心します。しかし、初見で大食漢ではない彼女はラーメン小ではなくプチラーメン(麺200gくらい)を選択しよう。
プチラーメンがなければ、「麺少なめ」を食券を渡すときに言うようにしましょう。それを言うのが恥ずかしいと言うなら、家で宅麺を頼むほうがいいかなと思います。
コールについて
初見のお店で自信がない人は「ニンニク入れますか」と言われたら「にんにく」だけ言っておけば正解です。
二郎系のお店は忙しいので意味わからんコールや質問をするとかなり目立ちます。事前準備を怠らぬよう、そして意味のわからぬことを言わぬよう初心者向けのお店で準備運動しておきましょう。
そして最後に
ということを伝えましょう。
え、めんどくせえ、クソだるすぎると思ったのではないでしょうか。正解です。二郎はめんどくさいです。なので、サイゼリアのほうが絶対カップルは楽しめると僕は思っています。
それでもあの長蛇の列の二郎を食べたいのだと思うのであれば、上記のことをお伝えいただけるとより良い二郎ライフを歩み始めることができるかなと思います。
初見を乗り越えれば、次回以降「自分はこれくらい行けそうだな」とカスタマイズを楽しみましょう。
あと店によって癖も異なります。味が薄めだったり、麺がシャバダバしてたり極太麺だったり。豚も硬かったり、さっぱりしてたり、ホロホロしてたり。
ぜひ自分にあう二郎系を探してみましょう。これが人をひきつける醍醐味でもあります。
彼氏に求められてくる経済力
ここで二郎から見えてくる彼氏に求められてくる経済力についても考察してみたいと思います。ここで言う経済力とは、その人間の稼ぐ力でもあります。
二郎から見えてくるのは以下の力
おいおい、何ってんだ。たかが食べ物だろう?そんなことわかるわけなくね?と思うかもしれませんが、割と当たってると思います。
ぼくは仕事柄、接待や会食が多い仕事をしていたのですが、こうした食べ物関係のチョイス力などは仕事の出来栄えにも影響していると思いました。
仕事が雑な人は相手のことはお構いなしで、自分ルールでなんとなくお店を選んできます。
仕事ができる人は下見をして、ここはあの人とこれそう、あの人は無理かもといろいろ脳内で計算し、ベストな体験を提供しようと頑張っている印象があります。
これはもちろん仕事でも同じですよね。この仕事はあの人得意そうだから相談してみようといった場面は容易に想像できます。その他、現代ではググる力、情報収集力が市場価値の8割以上を占めています。
こうした部分もたった「二郎」というところから見えてくるのは面白いですね。
ぜひ、心地よい二郎ライフをお送りください。
参考になれば嬉しいです。
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