マガジンのカバー画像

となりのブレインMagazine ~事業を飛躍させるノウハウ

115
となりのブレインのメソッドを無料大公開するnoteマガジンです。 中小企業の経営を飛躍させる仕組みに関するノウハウを体系的に公開していますので、御社の事業に必要な部分だけを確認で…
運営しているクリエイター

#経営

となりのブレイン 経営を飛躍させるノウハウ【目次】

こちらは、私たちとなりのブレインが発信する「中小企業の経営を飛躍させる仕組みづくり」に関するノウハウを完全無料公開しているブログを体系的に集約したページとなっております。 カテゴリーごとに、知りたい内容を選んでお読みいただくことも可能です。 一方、経営を飛躍させる仕組みについて体系的に学んでいきたい方は、「経営全般」の記事より読み始めることをお勧めしております。 「となりのブレイン」とは税理士法人横溝会計パートナーズが提供する、中小企業の経営を飛躍させる仕組み作りの支援

【資金繰り】って、言葉が曖昧だと思います! あと【倒産】も。

「資金繰り表を作って、提出してください」 「資金繰りが大変なんだよ」 「資金繰りを良くしたい」 「資金繰りを頑張りたい」 皆さんは、「資金繰り」と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか? ①銀行に融資相談するときに、提出を求められる資料(資金繰り表)。 ②会計事務所が作ってくれるもの(資金繰り表)。 ③創業当初、資金を集めるのに苦労した日々(資金調達)。 ④月末近くに、通帳とにらめっこして、払えるかどうか不安になりゾクッとする感覚。。(資金不足) 経営者、経理担当者、会計

売上高から問題を抽出してみましょう!

ここ最近、売上高が下がってきていて…。 ただでさえ、働き方改革だの、円安による原材料の価格高騰だのいろんな問題に対応しなければならないのに。 こんなお悩みを抱える経営者が多くいらっしゃいます。 今回は売上にスポットをあてて、簡単に売上高が上がっていないのはなぜか、どうすれば売上高をあげることができるかについて書いていきます。 1.物販店の場合上記の売上高時系列分析ツリーを使って売上高が下がっている理由を分解していきます。 売上高の減少=(1)買上げ客数の減少×(2)

製造業以外の社長も必見!         5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の本当の意味とは?①

経営戦略策定のご依頼をいただきました製造業でのお話です。 社長、執行役員にトップインタビューを実施、会社設立から現在までの簡単な経緯など様々なご質問をしました。 社風についてお伺いすると、お二人とも口を揃えて「うちは社員が自発的に何かをするという社風ではなくてね」とのこと。 人事的な問題を抱えているのかな、とイメージした上でその後、工場現場を視察。 皆さんコミュニケーション取りながら業務されているし、工程管理もしっかりできている。 人に問題ねえ、と思いながら工場をぐ

採用ミスマッチを防ぐには②

前回は採用ミスマッチについて、起こる原因やダメージについて書きました。 今回は採用ミスマッチを防ぐ方法について書いていこうと思います。 1.採用基準について (1)ペルソナの設定 採用するにあたりまして採用基準を明確にするようにしましょう。 経営理念、ビジョン、行動指針に紐付く人材育成方針に基づいた自社に相応しい人材像、いわゆるペルソナがあり、そのペルソナになれるに相応しい人材を採用するための採用基準があるのが望ましいです。 ただ、中小企業でそこまでできるかと言う

採用ミスマッチを防ぐには①

今回、経営戦略策定のお手伝いをしているのは、東京で老舗和菓子屋さんを継いだ2代目社長が経営しているパン屋さんです。 社長は事業引継ぎの前に既に地方でパン屋さんを営んでいましたが、引継ぎを契機に東京へ戻ってきました。 社長だけではなく、社長の奥様にもさまざまな項目でヒアリングを進めていき、「人」について伺い始めたところ、奥様から以外なひと言が…。 「もう、他人と一緒に働くのは嫌なの」 今までの表情とは打って変わり、厳しい表情で何があったのかをお話ししてくださいました。

となりのブレインMagazine100本達成!

2021年9月から始めたとなりのブレインMagazineもおかげさまでブログ総数が100本に到達しました! これもひとえに読者の皆様と、そして忙しい中ブログを書き続けてくれた弊社スタッフのおかげです! 今後も中小企業の経営の飛躍にお役に立てるようなブログを書いていきたいと思いますのでご期待ください。 なお、となりのブレインMagazineは下記のブログで目次形式に中小企業の経営の飛躍に役立つ情報を体系的にまとめております。 ''超''使えると自負しておりますのでぜひご

今、企業経営に求められる4つのもの!   

先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態を指す「VUCA」の時代と言われて久しいですが、時代が変わっても企業が成功する要因は変わらないものです。 今、企業経営に求められているものとは何かについてお話ししてまいります。 今、企業に求められているもの⑴企業理念・ビジョン 企業理念・ビジョンは、組織全体が共有する目標や価値観を示し、統一感を生み出します。 内部要因においては従業員が方針を理解することで、チームワークと協力を促進し一体感を醸成しやすくなり、組織全体が同じ方向に

人員不足に悩む中小企業が大切にしたいこと

先日、診断に入った会社のトップインタビューで製造業の社長が仰っていた言葉。 「人員が足りなくて、多能工化できないんだよ。」 「人が定着しなくてねぇ。」 「採用がうまくいかないんだよ。」 「育児休暇とったら、みんなそのまま退職しちゃうんだよ。」 この会社に限ったことではなく、よく聞く話しです。 中小企業では大企業に比べて資源が限られています。 当然「人」という資源も十分にあることは少ないと思います。 中小企業が事業に「人」を活かそうとするとき、様々な業務をこなしてほしい

感心と感動の違い

感心と感動の違いについて考えたことはありますか? ちょっと違う観点から、人が物を買う時の感情について考えてきましょう。人がその商品を買う時の感情として「感心して買う」のと「感動して買う」のでは、どちらが強い動機になるでしょうか? 結論としては「感動して買う」ことの方が強い動機となると思います。一般的に、感動と感心では人の心を揺さぶる力としては感動の方が大きいことは異論のないところでしょう。 とすれば、ビジネスを成功させるためには、相手を感動させるような商品やサービスを提

「集」から「個」への流れをつかめ

最近こんな経験はありませんか? タクシーに乗ろうと駅前のタクシー乗り場で待てど待てどタクシーが来ない。たった10分先の先に行きたいだけなのに30分待ってもタクシーがこない。 イライラしながらスマホのGoというタクシーアプリを開いて呼んでみる(駅前とかは呼べないので近場になりますが)と1~2分くらいでタクシーが到着する。 タクシーに乗車して「最近タクシーが駅前にいないのはGoなどのタクシーアプリの影響ですか?」と私が聞くと運転手が即答しました。 「完全にそうですね」やっぱ

キングダムから学ぶリーダー論

漫画「キングダム」(集英社)をご存知でしょうか? このキングダムはストーリーはもちろん、登場するキャラクターのキャラ立ちがとてもよく、色々な武将が登場する中でも、自分好みの武将を探したりする人も少なくありません。 そんな中で私の今1番のお気に入りは、秦国大将軍である「麃公(ひょうこう)」です。麃公は秦国の大将軍の一人で、「本能型」の将軍として、自ら先頭に立って敵を攻め込むタイプの男です。 ここで出てきた「本能型」というのが今回のお話のメインテーマ。 このキングダムの中

先生、経営は「理屈」ではなく「勘」というのは本当ですか?

経営者の皆様は本屋は好きでしょうか? 本屋に行くと、たくさんのビジネス書に出会うことができます。 私もビジネス書はかなり読んできたつもりですが、そのうち何割かは数ページめくってゴミ箱行きのものもありました。 その手の本で、私が一番嫌悪感を抱くパターンの本はみな「当たり前のことを言っているだけ」の本。 「イノベーションが大事だ」「属人化はだめだ」…そんなこと誰でもそう思ってるよ。と突っ込みたくなる。 当たり前の自明のことをただ伝えて、読んだ人の経営がよくなるなんて思っ

会社が目標達成するために必要な3つのものとは?

「わが社の社員は優秀なんだけど、個人プレーが目立つなぁ」、「なんか、社員間がギスギスしてるなぁ」、「社員のモチベーションがあがらないなぁ」なんてこと、きっとあると思います。 業務は回っているけど業績があがらないなど、社長が思うような成果が出ないのは会社組織が適正に機能していないことが考えられます。 今回はそんな思いをされている社長にご参考になればと思います。 1.会社組織が機能するための3つの要素会社の組織を機能させるためには3つの要素が必要だと言われています。 1つ