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伊豆諸島行きジェット船知ってることをまとめてみた

伊豆諸島旅行を始めて7年ほど。島に移住してからは東京への足になりました。
もう何度乗ったか分からないジェット船についてまとめてみようと思います。
始めて船旅をする人は分からないことだらけだと思いますので、ご参考にどうぞ。

※尚、素人が経験で書いたものです。公式に聞いたものもありますが、情報が正確とは限りません。
現在の正しい情報は必ず船会社に問い合わせてご確認ください。


ジェット船とは?

セブンアイランド結(館山港)

東海汽船は2種類の船があります。
東京から日をまたいで島に渡る大型船、その日のうちに到着するのが高速ジェット船です。
ジェット船、または高速船、ジェットフォイル、水中翼船とも言うようです。

東海汽船では大島〜利島〜新島〜式根島〜神津島までを運航しています。八丈島航路は運航していません。

出発地は東京(竹芝)です。
伊豆大島に関しては伊東、館山、稲取、久里浜、熱海から出航している時期もあります。
久里浜経由で神津島まで行く時期もあるようです。


ジェット船、大型船どちらを選ぶか?

大島岡田港

違いは、

  1. 速さ

  2. 値段

  3. 船内設備


かと思います。
例えば例として「東京-大島間、2022年の8月」ですと

1.速さ
ジェット船 1時間45分 (朝7時台発)
大型船   6時間30分   (夜23時発)

2.値段

ジェット船 10,050円
大型船(2等)  6710円

3.船内設備

ジェット船
トイレ、ソフトドリンクの自販機、座席では常にシートベルト着用、出入りできる甲板なし

大型船
トイレ、自動販売機(酒類・お菓子含む)、シャワー室、食堂、船内や甲板に出入りできる

などなど。大きく違いがあります。

船内設備は公式ホームページが詳しく載ってますね。


酔ってしまわないか心配

気になるところはここかなと思います。
これは人によるのでなんとも言えないです…もちろん、海が凪ていれば大型船もジェット船も酔いません。
が、海が多少荒れている場合どちらも揺れます。
一応、ジェット船は水中翼船で、波の上に船体が上がり航行するため酔いづらいと言われています。

東海汽船HPより

酔うかどうかの点でメリットデメリットをまとめると

・ジェット船のメリット
  目的地には早く着く
 揺れづらい

・ジェット船のデメリット
 基本的に船内移動できない
 外の空気が吸えない(常に換気はされている)

など。自分に合った船を選んだ方がいいですね。
一応、ジェット船の各席にはエチケット袋が用意されています。

ちなみに竹芝桟橋近くのファミリーマートは薬局併設ですので、酔い止めも売っています。


高速ジェット船オオスメの席は?

利島港


よく聞く話。「酔わない席に座りたい」なんですが、これに関してはどの場所も変わらないのでは?と思います。
もちろん窓際の方が遠くが見えますから、景色を見たい人は窓際を指定しましょう。

ちなみに東海汽船の高速ジェット船は、2階からの乗船が殆どです。また、竹芝桟橋の場合はすべて右舷(船の右側)からの乗下船になります。
あまり動き回りたく無い、すぐ乗り降りしたい方、また身体の弱い方がいる場合は二階を指定しましょう。


そもそも席は指定できるの?

基本的には空いていれば指定できるようです。
ただ電話予約、当日窓口での発券での場合のみです。
インターネット予約ですと席指定の欄が無いので、勝手に決まるようです(2024/3現在)

※しかも予約時に混んでいる場合、複数人で予約すると席がバラバラになると言う話も聞いたので、細かく席指定したい方は早めに電話予約をしましょう。

インターネット予約だけど席を指定したい

その場合は予約後、当日の発券時に窓口で言いましょう。
空いていれば席指定ができます。

おすすめの席は?

人気の2階席もいいのですが、乗り降りに余裕があれば1階席でいいと思います。
景色が見えづらいなんてこともありません。むしろ海が近いのでイルカや海鳥を観察しやすいです。

個人的なおすすめは1階席階段付近です。

荷物置き場、お手洗い、自販機、ゴミ箱、また船内モニター全てが近いので便利だと思っています。

船内モニターは到着港をお知らせしてくれます。
着岸時には船首の映像をリアルタイムで映していました。

東海汽船には4隻のジェット船が運航していますが、全く同じ仕様なわけでは無いですが、大体1階席階段付近には全てが揃っています。



手荷物は持ち込めるのか?

手荷物の規定はここに詳しく有ります。
3辺の合計が120cmの荷物まで、というのは飛行機とにてますね。
でも120ぴったりのスーツケースを持ち込んだ時何も言われなかったので、意外と緩い規定なのかもしれません。

手荷物料金は規定を超えたもの×1000円かかります。
窓口で買えますので係員に伝えましょう。

どうしても3辺200cmを超える場合は大型船での移動にしましょう。

ちなみにジェット船は荷物を預ける場所はありません。
また、危険物も持ち込み禁止です。ガス缶などは乗船時に没収されてしまいます。


子供を連れて乗れる?

12歳以下の子供は大人の半額、6歳以下は大人のお膝の上で無料で乗船できるみたいです。

大型船ならいいですが、神津島なんて3時間もあるのにずっと膝の上に子供って、世の親御さんは凄いな…と思います。
子供+幼児の乗船の場合は子供料金+子供料金がかかるようです。幼児は基本大人が付き添わないといけないですので。
ちなみにベビーカーは畳んでから乗船を推奨しているみたいです(待合所にポスターで注意喚起がされていました。)



喫煙室はある?

残念ながらありません。
また、途中の島で一旦降りて吸うのもダメみたいです。そりゃそうですね。
神津行きの方は神津まで禁煙です。



条件付きって何?

飛行機などで聞く「条件付き」
これは東海汽船では出航はするが到着できない可能性があるという意味です。

条件付きで出航→東京湾を出た後に荒波になり、現地に到着できず東京ひきかえすなんて事もあります。私はそんな日に乗ったことありませんが…

条件付きということはそれなりに海が悪いと言うこと。酔い止めなど準備しましょう。



海が良ければ快適な船旅になります。

大島岡田港

私のおすすめは
行きは東京からのんびり大型船で島へ
帰りは島からジェット船で日没前に東京へ
が1番時間を有効に使えると思います。
是非未経験の方も島旅をしてみては如何でしょうか。

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