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自分が作り出している自分

大体のことは「思い込み」でできている
自分の中でブロックになってると思うことがいくつかあるけど、これは今まで生きてきた中で積み重なってきた経験や環境が作り出したもの。
それは何気ない誰かの一言やたまたま本で読んだ中の一文から突然気づくことがある。自分の客観視は意外と難しい。

「友達と飲みに行ってくるね!」
私は結婚してから一度もこの言葉を言ったことがない。

「母親のくせに夜に出歩くなんて」と思われるに違いないという思い込みで相談することもしなかったし、誘われても夫に聞く前に断っていた。
もちろん子供が赤ちゃんだった頃は「え⁉︎」って思われたかもしれないけど、もともとそういう行動パターン(夜に出かける)の妻だったら特別びっくりもしないだろうし、「今夜は僕が面倒見ておくからたまには行っておいで」と言われることだってあったはず。

これは私が勝手に作り出した思い込み。親もそうだったし、夫の親もそうだったからきっとダメだというに違いないと思い込んでしまう。その思い込み(ブロック)を外さないと現実は変わっていかないのだろう。
私は今このブロックを「夫ブロック」と勝手に呼んで少しずつ外そうとしている。私自身の問題だ。夫は同窓会と言って帰りが深夜に及ぶことがたま〜にあるけど私は嫌な顔をしたことは一度もない。内心「やったー!」って思ってる。別に悪いことしようなんて思ってないけどなんとなく開放感があって心が自由になる。

でも夫から見たら妻の自由を俺が奪っているなんて言われたら大迷惑だろう。「そんなこと一言も言ってないぞ!」って。でも態度に出てたら言ってるのと同じだと思うんだけど。

最近私が外しかけているブロックが夜のひとり時間の確保。
今までわたしは家族に全集中で生きてきたし、義母もそうだから、お互いそれが当たり前だという思い込みがある。「母親が夜に友達と楽しそうに話してるなんてけしからん!」昼間でも苦言を言われたことがあるので夜は余計に言われるに違いない。でも、母だって勉強会とか自分のために何かしたいことだってあるし家族以外の人とも話したい。
夜のオンライン(zoom)の予定があると不機嫌をあらわにされてしまい何度も断念しかけた。うまくバランスをとって参加し続けてはいるが、心の負担はかなり大きい。これはうちだけではなくよくあることらしい。妻が他の誰かと楽しそうに話してると不機嫌になるってやつ。

ここで強く反発したり念を送ったりせずにあえて「当たり前」かのようにサラッと「今日zoomだから何か用事あったら今のうちに言ってね。」というようにした。ビクビクして「参加してもいいかな?」的な態度を取るよりも
「あっそ!了解!」とライトに受け取ってくれる。

これは私が勝手に作り出した思い込みから作られた現実だったのだ。
心のブロックは何かしらあるけれど思考の癖とかを紐解いてみると「あ!これって自分が勝手に作り出したやつだ!」と気づくことがある。

まずは「心のブロック」に気づくことから
「本わたし」を「偽わたし」にしてるのもきっと自分自身だから


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