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好きな人を喜ばせることについて


私の好きな人=私が大事にしたい人

好きな人の喜ぶ姿を思い浮かべて、あれをしようかこれをしようか、思考を巡らせる。この時間がたまらなく愛おしい。

好きな人を喜ばせたくてたまらないのに、いざその時がくると緊張して、自分の想いをすべて伝えることができない。何度も何度も頭の中で好きな人が喜んでくれるシミュレーションをしても緊張するしガチゴチになる。シミュレーション通りにやれなかった自分には落胆するけどそれでも喜ばせたい。

好きな人が喜んでくれる、これは私にとっての幸福。その人に好かれたいから喜ばすのではなく、私が幸せになりたいからやっている。自己満足というやつです。

今日は、私の大切な上司が還暦を迎えるということで、上司を喜ばせる計画を実施。いろんな人に声をかけて、私が仕切ってみんなでプレゼント…といった形は苦手なので(誰まで声をかけるとか、乗り気じゃない人がいないとか、みんなが納得いくものかとか…考えるだけで無理)1人でやることにした。還暦という、一つの人生の節目をお祝いしたかった。

私(女子)1人からの贈り物となると、高価なものはあげられないし、上司(男性)にも色んな意味で気を遣わせたくないので、お菓子を贈ることにした。選んだのは百貨店でいつも行列ができているお店のフィナンシェ。還暦祝いを意識して、包装BOXが赤色のお店を選んだのも私的プチポイント。

計画までは勢いがあって大変良い◎んだけど、いざ渡そうと思うと、タイミングがわからなくて、周りから何か言われたらどうしよう、上司から受け取れませんと言われたらどうしよう、甘いもの苦手ですと言われたどうしよう…とか色々嫌なことが頭の中でぐるぐる回って、なかなか渡しに行けなかったけど、勇気を振り絞って渡しに行った!
その時の私、緊張しすぎてボソボソ喋るわ挙動不審だわ、もっと可愛くやる方法あるでしょ!と自分にツッコミを入れながらもなんとか任務完了。

上司は多分喜んでたと思う。私もやり切ったという、完全な自己満足だか幸せで暖かい気持ちで今日を終える。

お菓子を食べた感想が聞けると嬉しいな。


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