破滅魔人ブリッツブロッツの可動ガレージキットを組んだ時の記録
ワンダーフェスティバル2024冬にて大村ジュリエットカメラで販売された、破滅魔人ブリッツブロッツを入手しました
以前2023夏では再販が叶わず
入手できなかったので待望のキットでした
開封
原型はすぎゃす氏
光硬化レジンパーツとレジンキャストパーツの混合編成でできています
仮組み
別売りの球体ジョイントを差し込んで仮組み
ボールジョイント接続などが無く、全ての可動が球体ジョイントによるものです
それでも意外と直感的に動かせたので驚きました
制作には関節技球体ジョイントを使用しています
劇中同様、胸部が可動して胸の結晶体を露出させることができます
改造
・グー手首
このキットには付け替え用手首が付属しません
グーの手首が欲しかったので素材くんの手首を改造することにしました
・マグネット埋め込み
展示品を組み立てたレイぷん(@rei_PR)氏によると、複数箇所にネオジム磁石を仕込み、遊び易さを向上させているそうです
それに倣い、同じ改造を施しました
・球体ジョイントのサイズ変更
改造ではありませんが、遊びやすさや見栄えを考慮し、説明書の指示と違う大きさのジョイントを採用した箇所がいくつかあります
塗装・彩色
・スーツのホワイト
スーツのやや黄色っぽい白を再現するため、
混色によってホワイトを調整しました
・PVCへの塗装
素材くんを改造した手首はPVC製なので、PVCに強力に固定するVカラーで塗装しました
・胸の結晶体
特徴的な胸の結晶体はクリアで整形されています
それを活かしてクリア感を残した塗装を施しました
・赤い模様
ブリッツブロッツを象徴する赤い模様は、
黒い表皮の上に直接塗っても発色しないためマスキング
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ピンクサフ
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乾燥後レッド
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マスキング剥がす
のように塗装しました
・右腕の溝
右腕の黒い溝、スーツを観察していると黒く見える時とそうでない時があり、解釈が難しいです
最終的にタミヤエナメルのスモークを塗布、
拭き取ることで影が落ちた様な表現にしました
完成
アーツとのサイズ比
このキット、S.H.Figuartsと同程度のサイズ感で作られており
他のウルトラマンと組み合わせることができます
執筆中現在、真骨彫ガイアの発売は二か月後なので、ガイアと同じ権藤氏の肉体をスキャンして製作された真骨彫ダイナとサイズを比較してみましょう
完璧なサイズ感です
真骨彫ガイアの発売が楽しみになりますね
キットを組んで思うこと
ウルトラマンガイア第45話【命すむ星】は
襲来する魔人、敗北するウルトラマン、
立ち上がる人類、そして怪獣……
大切なものを守る為、それぞれに与えられた役割をそれぞれが全うするというストーリーは、ウルトラマンガイア最終章とダイレクトに繋がるテーマ性を持っており、その他のエピソードよりもウルトラマンガイアの本質に関わる重要回だと考えています
厄災をもたらした破滅魔人ブリッツブロッツは、白と黒を基調とした秀逸なデザイン、光線を吸収して打ち返しウルトラマンを撃破する圧倒的な強さなど、宇宙恐竜ゼットンを彷彿とさせる存在感が有り、作中でも異彩を放っています
そんな重要かつ人気の怪獣であるにも関わらず、なかなか立体化に恵まれないことを不満に思っていました
だからこそ、
「ウルトラマンガイア」を愛するもののひとりとしてこのキットに対する感動は大きく、巡り会えたことを嬉しく思います
当時「ウルトラマンガイア」に携わった全てのスタッフと、このキットの原型製作・販売を行ったすぎゃすさんに感謝しています
ありがとうございました
おわり
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