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急な腰痛SOS

夕方、明日の予約をいただいていた常連さんから痛みをこらえた声で連絡が入りました。

「今職場なんですが、腰痛がひどくなったので、今日のうちにあしもみできないですか??」

緊急性を感じたので、家族と相談して、通常はお受けしていない時間でしたが、来ていただくことにしました。

到着時、腰痛時独特の足が前に出ない歩き方をされていて、背骨が少し右側に湾曲していました。
あおむけで寝ると、腰が床についていました。
写真で見ると、施術前は腰付近の筋肉が少し下がっているように見えます。

棒を使ってもむ前に、腰に関する反射区を触らせてもらうと、張りがあります。特に左の坐骨神経の反射区に強い張りがありました。
この方は時々内臓から腰痛が出ることがあるのですが、今回は左の坐骨神経の反射区に原因があるように感じました。

足をもんでいくと、腰の反射区と坐骨神経の反射区はかなりの痛みがあって、「腰の痛みよりももまれている足が痛い!!」とおっしゃってました(^_^;)

腰椎椎間板ヘルニアや腰椎分離症の体験があるので、腰の痛みも足をもんだ時の痛みも、足をもんだ後は楽になることもよくわかります。。。

だから、手加減せずに奥深く足をもみ続けました。

そして、左の坐骨神経の反射区をもんでいると、老廃物の塊に棒が引っ掛かかる場所があります。そこを強めに動かすとゴロっと動きました。

「動いた動いた。腰が楽になったんじゃないですか?」と私が言い終わる前に「戻った!」という声が。(^^)
足をもむ側ともまれる側の感覚が見事に一致した瞬間でした(^^)

施術後はあおむけの状態で腰と床の間に隙間ができて、立つと腰のあたりの筋肉が少し上がってウェストがすっきりしたように感じました。
また、施術前に比べて肩甲骨が見えるようになりました。
猫背のようになっていたのが、背筋が伸びたのだと思います。

その場で腰が元に戻るのがわかる方なので、毎回「今まで受けたどんな施術よりも即効性が有る!」と言ってくださいます(^^)

それはこの方が腰の状態が戻るまで足もみの痛みを受け入れてくださるからです。

足もみの痛みに耐えられず、「もういいです。。。」とおっしゃる方もいらっしゃいます(^_^;)

最近の生活を伺うと、携帯のデータをパソコンに移す作業で夜遅くまでデスクワークをしていて溜め込んだ尾骶骨へのストレスが、医療関係のお仕事で人を抱えたときに限界を超えたようです。

帰る前にいくつかアドバイスさせていただきました。
①ウォークマットを使って腰痛の原因を足に残さないようにする
②時間があれば温泉に行って足を伸ばしてゆっくり温まる
③暮らしの中から原因をできるだけ取り除く
ことなどをアドバイスさせていただきました。

この方は毎月通っていただいて2年程経ちます。
足もみを始めるまでは腰痛で1週間ほど仕事を休むことが年に3回ほどあったそうです。足をもみ始めてからは腰痛で仕事を休んだことは1度もないそうです(^^)
うちに来れないときは、自分では手加減するので息子さんにもんでもらうそうです。

今回は痛みが強くなった当日に対応できたのもよかったと思います(^^)
また、毎月足をもませていただいているので、こちらもこの方の特徴を把握できていることもその場での改善につながったと思います。
痛いけど、血流の力ってすごいですね!(^^)♪

帰られてから「絶好調です!」とうれしい連絡いただきました(^^)
明日の休日を楽しく過ごせるといいですね♪

施術前:肩甲骨が見えにくく、腰の辺りの筋肉が下がってる
施術後:肩甲骨が見えて、腰の辺りの筋肉が少し上がってスッキリ


施術前:腰と床に隙間があまりない
施術後:腰と床に隙間ができた

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