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父と息子の天体観測 寒いぞ〜編

次男(小4)の冬休みの宿題が、あとひとつで終わろうとしていた。

「オリオン座の観察。1時間ごとに3回、観察しましょう。」(理科)


今日が冬休みラストで明日から会社が始まる夫の出番。
頼んだぞ、我が家の天体博士!

ふたりは7時に自宅屋上に上がり、10分後くらいに

寒っ、寒っ、寒いぞ〜〜!!!

震えながら戻ってきた。

な、な、なかなか、見つけられなかった、で、でも、見つかったよな!(ガタガタガタガタ)

う、うん、もう、次はすぐ見つかるよね、お父さん!(ブルブルブルブル)

しっかりと着込んでいったふたりだが、星を見つけて、つなぐ(オリオン座を見つける)までに時間がかかったそうだ。

さあ、夕ごはん食べて温まってね。
お味噌汁を熱々にしてふたりに出す。

次は1時間後の8時
直前まで身体を温め、屋上に上がる。

すぐ見つかった!
前のところから動いてた!

8時の2回目は、1回目よりは短時間で済んだ。
すでにオリオン座が分かっているので、移動先を推測してみるとすぐ分かるのだそう。

3回目は9時
じゃあ、私も行こうかな。

3人で屋上に上がる。

寒っ!!!!!


ダウンジャケットを着ていても、めっちゃ寒い。

ほら、お母さん、あそこ!

次男が教えてくれた先には星が点々と光っている。
こんなに見えるんだ。
夏は、ここまで星は見えなかったよね。
冬のよく見える日の夜空だと、東京でも星がこれだけ見えるのだなぁ。
星空とは言えないかもしれないが、嬉しい星空。

ほら、あそことあそこを結んで、こうするとオリオンになるだろう。
夫が説明してくれる。

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喘息っ子の次男は、外の寒さから室内の暖かさに入ると温度差で咳が出る。

白湯を飲ませて落ち着いたところで、観察記録を仕上げていた。
オリオン座、かたちが素敵ですね。

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これで、冬休みの宿題がぜんぶ完成。

ありがとう、うちの天体博士。
おつかれさま、ふたり。

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