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雨の日、まゆきちさんと会う

「会えませんか?」

「ぜひぜひ。会いましょう」

メールを交わしてからが最速だった。
noteのお友達、まゆきちさんとお会いした。

まゆきちさんが東京にいらっしゃるタイミングが先々週、先週だったら、もしくは来週だったら、また日を改めて……になったと思う。

我が家の受験生を気にしてくださったまゆきちさんは、「来春以降、試験が終わってからでもいいです」ともおっしゃってくれた。

だがタイミングよく、お会い出来ることになったのだ。

待ち合わせたランチのお店は、伊勢丹新宿の中。
雨が降ったりやんだりを繰り返していた日。

シックなワンピースに、青りんごチャームのネックレス、ひとめでまゆきちさんだとわかった。

お話ししたいことがたくさんあった。

子どもとのこと、受験のこと、お弁当のこと(来春の私は「こーいちべんとう」を作ることが出来るのだろうか……ブルブル)まゆきちさんが noteで書かれている歩いた街や訪れたお店。

そう、仏教系の学校卒業生あるあるも。
(まゆきちさんと私は仏教系学校出身)

キュートな関西弁で、軽やかに丁寧にお話ししてくれるまゆきちさん。

うちの子達より大きい男子ふたりのお母さん。



ランチの最中に、窓の外の雨が強くなる。

天気予報だと午後には雨はあがるようだ。

来年、うちの子ども達は中学生、高校生。 

大きな希望とほんの少しの不安が、私の中で入り混じっている。

「見守る」ということが、どれだけたいへんなことであるか。

結局は「見守る」しかできないこと。

お話できたことが嬉しかった。
お話を聞かせてもらえたことも嬉しかった。

まゆきち家のお兄さん達の頼もしい背中に、うちの兄弟も……と思いを馳せた。


「これから、晴れてくるのでしょうね。晴れてきますように」

窓の外の雨を見つめるまゆきちさんは、にこやかにそっとおっしゃった。 

ふわりと、やさしい香りに包まれたような気持ちになった。

まゆきちさんが歩いていらした日々。

私はその中の一部分を、noteで拝読できている。


文章が好きだなと思った方からは、お会いすると文章と同じ匂いがする。
この日もそう感じた。


ランチ後に場所を変えて、おしゃべり。

noteのお話もできて、大いに盛り上がる。

こういう話が出来るのが楽しいのだ。

まゆきちさんのお名前に☆がついている理由も聞けたし。


「大丈夫?お子さん達、帰ってくるでしょう」

最後の最後まで気遣いを欠かさない方。
新宿三丁目駅の地下道で、また会いましょうねと握手して別れた。

◇◇◇

「こういうの、きっと好きよねぇ」

まゆきちさんからいただいた、お好み焼き味の「じゃがりこ」と「ハッピーターン」は、次男長男が目を輝かせ、美味え!美味すぎる!とみるみる消えていく。

ヒィ!なくなっちゃう!
お母さんにも一本ちょうだい!とじゃがりこを急いで確保。美味しい、もう一本ちょうだい。

そしてもう一つのお土産は、冷蔵庫に隠しておいた。

「お母さん、冷蔵庫に入ってるアレさー」
もう見つけたのかーーーい。

「カカオティエゴカン」のカカオサンド
カカオ豆デザインのショップ袋が激カワです
私はミルクにしました

 ◇◇◇


新宿駅構内でさようならしたの後、地下鉄の駅から地上に上がると晴れていた。

「あんなに降っていたのにね、晴れましたね」

心の中でまゆきちさんに話しかけ、楽しかった時間を思い出しながら家に向かった。

きっとまたいつか、お会いできる気がしている。

その日まで、またね〜👋  


………………………
まゆきちさんがこの日のことを書いていらっしゃる noteです↓

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