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サバステをもう1度分析

色んな人にアドバイスをいただいたり、
お客さんからのデータアンケートをもとに

先日行われた9月のサバイバルステージ略してサバステの分析が一先ず整理が少しできてきた気がしますので、改めて書き出していきたいと思います。

あまりわからない方には以前に書いた『ブレ時』参照。

よしもとのオーディションの中間地点に位置するバトルライブ。

とにかく。

今回のライブを挑むのに向けた予想と分析

結果
結果の分析
次回の分析

といった内容で進めてみたいと思います。

かなり偏ったマイノリティな情報と企業秘密的な内容かもですが折角なのでやってみます。

興味があるコアなファンや芸人さんはぜひ。


早速
9月のサバステはここに着目して予想、分析をして挑戦してみました。


【イメージの脱却】【再スタート】

である。
兼ねてから歴代でサバステに出演してきた芸人、袖から見てきたMCなどの口を揃えて言う、独特な雰囲気。

「サバステはかなり空気が難しい」とよく言われる。あと
「ムードが大事」とこれも良く言われる。

まず空気が難しいというのは、僕の見解も強いが

他のどこにもあまりない空気感だ。
わかりやすく言うと、 これはウケて、これはスベんの? だ

そしてさらに毎回決まっておんなじ空気でもないのだ。

舞台は水ものという言葉もあるように、
常におんなじ空気などは存在しないのだが
振り幅が広く大体の予測が立てられないのだ。

ここに関しての分析はしきれていないのだが

わかることは年齢層はバラバラ。
マンゲキ翔組のライブの若い女子層ということもない。
芸歴が上から下まで振り幅があるというのもあるからだろう。

割とこのライブは人気があるのでお笑いファンの方やリピーターの人が多い印象。


だから何度もサバステにあがってきた経験のある僕のことは多少知っているだろう

という予想のもと、

去年ずっとやってきたネタがあるのだが

去年から前回までの5回のうち4回は百人一首のネタをやっているのだ。

細かく言うと、その百人一首もAとBがあり、違うネタの内容にはなるのだが

わかりやすく言うと7年8年くらい前からやってるアリネタだ。


*当時とは比べ物にならないくらい違うネタにはなってるが。


その4回ももちろん毎回色んな箇所を変えながらチャレンジはしたのだが
もうさすがにやれないなといった感じだったので変えることにした。

もうさすがに見慣れてる、見飽きてるだろうというのと

何より違うネタをするということで驚かせたかったのだ。

どんだけこれやんねんはあるんですが、
ほんとにずっとやってきたから安定感はあるし
1番今までで惜しかったところに
指がかかったのもあったのだ。

だから作家からしたらもううんざりするほど見てるから
鮮度もへったくれもない

それでもお客さんは数年で入れ替わるので
ウケさえすればということでやっていました。

楽屋ではお馴染みのまた今日も百人一首のネタ?
というたむけんさんみたいなイジリがあるのですが
今回も後輩に聞かれたところ、
違うというとすごい寂しそうな顔をしてたので
芸人として期待に答えられない申し訳ない気持ちに包まれた
もはや何が芸人として正義なのかわからなくなった。

でも新ネタをしないというのは本末転倒なのでそこをやりたかった

数少ないバトルのチャンスで
保身に走ったアリネタをするのはもう嫌だ、
縮こまってしまうのでそこの
【イメージの脱却】でもあった。

だから正直ネタは数回しかかけてないほぼ新ネタで
仕上がりからすると上位を目指すというよりは
次に繋げる為の「覚悟」と「チャレンジ」でもあった。


そして前述で話した通り、ムードというのがある。
簡単に言うと、この人そろそろ次上がるぞ!
の応援ムード。
お客さん、審査員含めた会場の雰囲気を味方につける空気感である。

コレを作るにはなかなか時間と計画がいるような気がする。

僕に足りない応援ムードで言うと、
明らかに同じネタをしてるというポイントである。
と分析した。

そこの弱点を克服する為の【再スタート】のネタである。

今までとおんなじようなネタの作り方、練習、ルーティンでは
だめだ。
芸歴13年目と重ねてるが新しいことをして進化するのだ。

今年の4月から毎月ネタを3本するユニットライブをしてるのだが
ここで勝負できる状態にしたくてやっとまず持ってこれたのだ。

そういったイメージで臨んだ9月のサバステ。
自分に足りない覚悟、自信を身につけ、
会場のイメージを変える一歩目的なネタだったので
正直あまり順位は期待してなかった。

ネタのタイトルは「ありがたいお言葉」という
システムで見せるフリップ。
(細かい内容は割愛させていただきます。すみません🙇‍♂️)




結果は、、

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