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意外と「怒りの感情」は覚えていない

自分は昔から嫌なことはずっと覚えていて、いつ誰にどんなことで怒ったかを割りとスラスラ言える方なのだが(よくよく考えると暗い人間か・・・?)、まったく「怒りの感情」を覚えていないという人も珍しくはない。

前に知人に「短気だよな、損なこと多いんじゃないか?」と訊ねたら、その知人は人よりも温厚だと本気で自分のことを信じていて、驚いたことがある。しょっちゅう、人と喧嘩してトラブルになっているのに、その原因は全て相手にあると思っていたのだ。

最近、こんなアプリを作った。

ANGRize - 怒り日記でアンガーマネジメントを。
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.materialize.angrize

前園真聖がワイドナショーで「アンガーマネジメント」という言葉を使うまで、「怒りの感情」を分析する言葉を知らなかったのだが、この分析自体は、言葉を知らなくても、自分をコントロールする為に行ってきた人も多いんじゃないかと思う。

自分は小さい頃から嫌なことが多かったので、許せることか、許せないことか、反撃するか、無視するか、など、怒りのレベルやその対策などを日常的に考えるのが癖になっていて、休日に、風呂に浸かりながら5時間くらいぶっ通しで考えることも少なくなかった。

この「怒り日記」は、まさに「怒りで落ち着かない自分をコントロール」する為のアプリ。日記。

何度も何度も怒りを反芻することで突発的な攻撃的な衝動は抑えられるし、冷静に相手のことも自分のことも見られるようになって、「怒りの言語化」はとてもオススメだ。

自分が怒りっぽいという自覚がない人は、単に、都度のイライラを瞬間的に忘れてしまっているだけなので、一度、この日記に言語化して、観察してみたほうがいい。「怒りっぽい」ままで得なことはないから。

でも、怒ることが悪いわけではない。怒らないようになる、のではなくて、「怒る必要があるかないか」を見極めるようになることが大事だ。

相手の悪気のない不注意に突発的に怒ってしまう、これはもちろん度合いにもよるが、私はなるべく怒らないほうがいいと思う。言いつけを守らなかった、そのことに対してイライラして怒るのではなくて、守っていないことに対して意識して怒る、こういったことを日記に書き出すことで、コントロールできるようになる。

イラッとしたら、グッと堪えて、一度、書き出してみては如何でしょう。

ANGRize - 怒り日記でアンガーマネジメントを。
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.materialize.angrize


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