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秀逸なストーリーが民衆を動かす!

「ホリエモンが食べられなかったあの”餃子”ってので通販で売れば結構売れると思う。良かったら手伝いますよ」

9月下旬、ホリエモンが広島の尾道で餃子店と入店時のマスク着用拒否によりトラブルとなり、Facebookにその顛末を投稿。餃子店側もブログやTwitterで反論し双方が大炎上状態となる。餃子店側にはいたずら電話等が相次ぎ、店主の家族や従業員が体調を崩し、店舗の休業を余儀なくされた。

そんな中、「2ちゃんねる」創設者のひろゆき氏は10月中旬、クラウドファンディングで資金を募り『ホリエモンが食べられなかったあの“餃子”』として通販で売ることなどTwitterで提案し協力を申し出る。ネット通販を開始する為のクラウドファンディングを立ち上げたのだ。

結果、短時間で500万円もの金額を集め、話題になった。

○ストーリーの重要性
今回の一連の件が、誰が悪いとか悪くないとか言うつもりはない。しかし、なぜこれ程話題になり、人の気持ちを動かし、お金を集めたのか?それは、秀逸なストーリーがあったからだと僕は思う。

もともと広島で人気の餃子店。そこで毎日必死に働く店主、家族、従業員。そこへ、食にうるさい(?)ホリエモン(その仲間?)が登場。コロナという誰もが気になる災を無視し、マスクの着用を拒否。もちろん大多数の群衆は餃子店の味方。マスコミもコメンテーターもホリエモンの非常識さを非難する。が、ホリエモンも負けてない。SNSで反撃を行うのだ。これにより、店の存在が明るみに出てしまう。一部の心ない人からの、嫌がらせが続き、ついに店主の家族や従業員は体調を崩してしまい休業に追い込まれてしまう。そこへ現れたのがひろゆき氏。クラウドファウンディングを活用して資金を集め、ネットで餃子を売る事を提案する。そして、具体的にそのサポートまで買って出る。このナイトひろゆきによって、餃子店は見事復活する事が出来るのか…。

なんと、よく出来たストーリーなんだ。もう少し捻れば、マンガや映画にしても売れると思う。

とにかく、早く餃子店の方の体調が戻り、お店が復活し、この事件の前よりも繁盛店になる事を願っている。

○餃子店さんのツィート
今は餃子を作る気力、体力共にありませんが必ず復活させます、こんな事で負けたくないです…妻を元気付ける為にも何卒応援をお願いします。https://t.co/aXEC5V1pGb

— 餃子専門店 四一餃子 (@41GZ) October 23, 2020

ネット通販を開始する為のクラウドファンディングを立ち上げました。

今は餃子を作る気力、体力共にありませんが必ず復活させます、こんな事で負けたくないです…妻を元気付ける為にも何卒応援をお願いします。

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