何をするか?より大切なこと
なにをしないのかを決めるのは、
なにをするのかを決めるのと同じくらい大事だ。
──スティーブ・ジョブズ
ジョブズの上記の思想は、appleの製品に見事に表現されている。「シンプル」は、ジョブズの形成する言葉として欠かすことのできない要素です。ムダは悪とし、蛇足となり美しくないものは徹底的に削ぎ落とす。
本当に大切なことは何なのか? 集中すべきことは何なのか?
この問いを突き詰め、企業・製品・自身の人生について、それを徹底した人こそが、ジョブズでした。
◯リーダーの仕事
日々の仕事では、さまざまな雑用に翻弄されてしまい「本当にやらなければならないこと」「本当にやりたいこと」「最も自分のチカラが発揮できること」になかなか手が付けられない、という状況もあるでしょう。
自分で後からその雑事を整理してみると、余計なことだったり、急いでやる必要のないことだったりする。これでは、貴重な人材のリソースを浪費しているばかりか、本人のモチベーションも上がらず、最高のパフォーマンスも発揮できない。
物事に優先順位をつけ、いまやらなくてもよいこと、やらなくても問題が起きないことは、容赦なく捨てるべきだとよく言われる。この「捨てる」という決断は誰が行うのか?行えるのか?
それはリーダーの仕事だ。
リーダーの最も大事な唯一の仕事が「やならないことを決めること」
だと僕は思っている。
全盛期のappleが強かったのは、ジョブズのこのリーダーとしての役割がとても大きな要因だったのではないかと思う。
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