治療院でスタッフを雇用すべき理由②　～成長～

これは実体験です。

私は30歳で整骨院を開業しました。それまでは、雇われ院長としてグループ院で管理柔整師をしていました。

30歳で開業してから10年間は1人治療院としてやってきました。なぜ1人の道を選んだかというと、グループで雇われ院長としてやっていた時に疲れ果てたからです。

会社とスタッフの板挟みの環境がつらく感じた私は、1人治療院がとても気楽に好きなように出来たのが幸せでした。

やりたい治療が出来るし、自分と家族が食べれるくらいの稼ぎで良いなら1人でやるのが１番リスクがない。そう考えていました。

でも、もしそのまま1人治療院を続けていたら廃業していたかもしれません。

治療院でスタッフを雇用すべき理由②　～成長～

これは、スタッフいると自分が成長するよ！って話ではないです。

10年間の１人治療院時代。私の成長は止まっていました。

日々の施術に追われていましたし、食べていける程度の収入はあったので満足してしまっていたからです。それなりに、施術には自信もある。ついてきてくれている患者さんも沢山いる。

特にスキルアップや経営を学ぶわけでもなく過ごしてしまったこの時期を非常に後悔しています。

もし、1人の状態で今も治療院をやっていたら、今のスキルや経営力を絶対についていません。

スタッフを雇用することで、スタッフを守り、院を守り、患者さんを守るためにやらなくてはいけない事が沢山できました。その責任感が自分を動かします。みんなを守らないと家族を守れないから必死になりました。

今は施術や経営の勉強しまくりです。自分の成長が面白いほどにわかります。仕事や人生が楽しくてたまらないです。

もちろんスタッフを雇うことは簡単ではないかもしれません。それでも私はスタッフを雇用することをおススメします。