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エンディングノートのはじまり〜前へ前への子供時代

少し時間があいてしまいましたが、自分史の続きを書かせていただきます。

幼稚園時代の神童(?)ぶり

とにかくえらく記憶力がよかった、とよく母から聞かされました。

ある日幼稚園で、先生が読み聞かせてくれた本の内容を、帰宅後に記憶をたどって親に伝え、

親がそれを筆記して提出する、という課題が出たときには、

先生から「亜砂子ちゃんはこのご本を持っているの?」と聞かれたそうです。

わが家は鍵っ子だったので、おそらく若干のタイムラグはあったはずですが、

母の帰宅を待って、次々に登場するいろいろな動物たちの楽しい冒険(?)の物語を

ほぼ完璧に、臨場感たっぷりに母に伝えたようです。

帰宅して親の不在を知り、「忘れちゃうよ〜」と泣いた子もいるなかで、なかなか肝の据わったスーパー園児だったようです。

神童かどうかは別として、物おじもせず、
はきはきとよくしゃべる元気な子供だったようです。

小中学校時代〜演劇と読書

小学校一年生のとき、学芸会か何かで「因幡の白うさぎ」の劇をやることになりました。

出しゃばりな子だった私は、役決めのときに立候補で主役の白うさぎを勝ち取りました。

母の手編みの白いボレロを脱いで、下に着ていた赤いセーター姿になり、
皮を剥がれた痛々しさを表現したことを覚えています。

主役の気持ちよさが忘れられず、
クラブ活動が始まる4年生のときには迷わず演劇クラブに入り、そのまま6年生まで所属、舞台で演じる楽しみにハマってゆきました。

中学3年間も演劇部に在籍し、
文化祭でシェークスピアの「リア王」をやったときは、比較的声が低かったということもあり、

なんとリア王役に抜擢(このときは立候補ではなく)されたりしました。

中学生の自殺をテーマにして、「道化師」というタイトルの脚本も書きました。

演出はもちろん、音楽や照明のプランにも参画し、
自分でも自殺する中学生の父親役を演じるなど、
なかなかやりたい放題だった気がします。

本もよく読みました。

小学校までは、なぜか勧められるがままに「キュリー夫人」「ナイチンゲール」「ワシントン」「湯川秀樹」などなど、国内外の偉人の伝記ばかり読んでいました。

伝記を選んだのはともかくとして、この時期の読書の習慣のおかげか、漢字をやたら覚え、言葉が面白くなってきました。

演劇も楽しくて、話すのも読むのも書くのもすべて楽しくて、小中学校時代に言語能力とコミュニケーション能力が開花して行ったような気がします。


今回もお読みいただきありがとうございます。

前二回分をまだお読みいただいていない方はそちらもお読みいただけたら嬉しいです。

税理士として、現在は相続、事業承継をメインにお客様のお役に立つべく働かせていただいていますが、

お客様の話を良く聞き、自分の持てる知識と経験をベースに臨む未来へご案内してさしあげるためにも

言語能力とコミニケーション能力は重要と痛感しています。

自分史はまだ続きます…

こちらもぜひ読んでいただけたら嬉しいです!

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