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なぜひとは集まる?

人は
・一人で生きることが難しい。 (社会的動物の習性)
・自分と似た仲間を求める。 (普遍的体験による安心感)
・他人に受け入れられることで安心する。 (受容される体験と自己受容)
・他人に認められることで自分を確認する。 (他者からの承認と自己確認)
・他人の役に立つことで喜びを感じる。 (愛他的行為による自己評価)
・自分を確認するものさしを求める。 (自己確認からの自己評価)
・モデルを求める。 (模倣・修正による自己確立)
・一人でできないことをする (協力、合同、共同…)
集団療法の治療因子
①希望をもたらす
②普遍的体験
③受容される体験
④愛他的体験
⑤情報の伝達
⑥現実検討(自己確認、自己評価など)
⑦模倣・学習・修正(生活技能,対人関係など)
⑧表現・カタルシス
⑨相互作用・凝集性
⑩共有体験
⑪実存的体験

 改めて集団になることには多くの意味があると理解できました。

 僕は、集団に受け入れられたことも、はじき出されたことも両方経験していますが、はじき出されたときは、孤独感と自己否定感を感じました。逆に受け入れられた時は、受容されている安心感を感じました。

 ASD当事者は集団が苦手なことが多い印象ですが、どこか自分に合う共同体(家族など)があれば良いなと思います。

 もし、なければ自分の特性を吟味したうえで、趣味や仕事でのつながりから集団に属するのも良いと思いますし、サラリーマンとして働いていることも労働を通して集団に属しているといえるでしょう。

 本に、人の集まりはプラスとマイナスの両面を含んだ力動的な現象があるが、出会う問題を乗り越えていくプロセスが療法集団と言えると記載されており、集団を通して問題を乗り越える過程を僕は大切にしたいと思います。


もし、サポートしたいと思っても、そのお金はここではない他の何かに使ってください。僕の方はサポートがなくともそれなりに生活できておりますので。