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ASDと気づかれなかった幼い私の記憶

昨日は気持ち的に沈んでいて 
感情がいっぱいいっぱいになっていた日だったので(結局5時間くらい泣き続けていました) 
 
今日はすこし現実逃避をしようと…笑、 
 
ASDは生まれつきの発達障害 
小さい頃に誰にも気づかれなかった私は 
小さい頃どんな子だったのかな〜と思い出してみようかと… 

一人っ子の遊び 

 
私は生まれてから今日まで一人っ子です 
そんな一人っ子の私は保育園でも1人行動が多かったと思う…
 
思い返すと1人で黙々と遊んでる記憶が蘇る笑、 
 
みんながドッヂボールをしている時間
室内でバレエを踊ったり 
絵を描いたり、本を読んだり…
 
 
それでも保育園では友達はちゃんと居た 
 
それは持ち前の記憶力のお陰だったと思う 
 
5歳の時には自分の名前を漢字で書いてたし 
自宅の住所、固定電話番号、両親の携帯番号を覚えていた 
英単語もいくつか覚えていて、簡単な英語の挨拶も言っていたと思う 

 
だから周りには 

「はなちゃんすごいね!」 
「俺の漢字も教えて!」 
 

って沢山の子が集まってた 
 
家では留守番をする時間が多くて 
1人の時間は 
水を眺めること
雨の音を聞くこと
ドアにスーパーボールを当てて音を出すことに 
熱中していた 

 
他にも熱中してたことはあったと思うけど 
印象に残っているのはこの3つ 
 
蛇口から出る水を手で触ったり、掴んだり 
頬に当てたり、唇に当てたりしては 
水をずっと流して、眺めてた 
 
雨の日には窓に顔をくっつけて 
空から降ってくる雨を眺めたり、 
水溜りの水の輪をずっと眺めてた 
 
夜になると 
スーパーボールをボーリングの様に廊下に転がして、 
突き当たりのドアにぶつかる音を聞いては楽しんでいた。  
 
今思い返すと、これが感覚過敏なのだと気付かされる 
 
嫌いな音も多く、発泡スチロールの擦れる音が 
聞こえた時は気が狂いそうになってたし 
雷の音は恐怖と不安で心臓がドキドキしていた 
 
パッと見ると普通の子だった 
大人しくて、賢い子というのが家族と親戚の私の印象だったと思う 
 
それは誰も気づかないよね 
ましてや一人っ子 
1人で不思議なことに興味を持つのがひとりっ子らしさだろうと 
大人は思って気づかれなかった 
 
そういえば母だけは今でも私のことを 
 
宇宙人 
 
って例えるなぁ… 
 
母には理解できない私の行動と障害は
母の愛でしっかり隠されてたのか笑、
 
当時、誰か1人でも私のASDに気づいていたら 
私は今までの人生を歩んでくることはなかったんだろうなと 
つくづく思う…
😌

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