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【MBA】ファイナンスの勉強ノート

こんにちは。でんでんです。

今年(2022年)はファイナンスの勉強をはじまめました。

学んだことをこのnoteに書いていきます。
まさにノートです 笑

ファイナンスとは

ファイナンス:
企業の価値を最大化するために、外部からの調達や事業を通じて資金を確保し、その資金を事業への投資や資金提供者への還元に分配し、これらの経緯の合理性をステークホルダーに説明する一連の活動。

簡単に言うと「企業の価値を最大化するために行う活動」であり、
・投資の意思決定
・財務の意思決定
事業の『計画、実行、評価』を定量面からの適切に判断するために必要。

『勝てるか、できるか、儲かるか』

勝てるか:経営戦略、マーケティング
できるか:オペレーション、人・組織マネジメント
儲かるか:ファインアンス、アカウンティング

ファイナンスは儲かるかを定量面から評価分析。

ファイナンス活動

① 事業に必要な資金を外部から調達(外部からの資金調達)
② 既存の事業・資産から最大限に資金を創出(資金の創出)
③ 築いた資産を事業構築のための新規投資や株主・債権者への還元に最適に分配(資産の最適配分)
④ その経緯の合理性と意思をステークホルダーに説明(ステークホルダー・コミュニケーション)
一連の活動

アカウンティングとファイナンスの違い

アカウンティング(財務会計)
事業活動の管理、報告、PL中心(過去

ファイナンス
経営、事業の意思決定、企業事業価値、キャッシュフロー中心(未来

ファイナンスがキャッシュフローを重視する理由は簿価は実態(市場価値)を表していない。
キャッシュは事実、利益は見解(Cash is fact and profit is an opinion)』

法則・ルール

資産運用72の法則


・X年間Y %で運用、XとYの積がが72の場合は資産が2倍に、
・X年間Y %のローン、XとYの積がが72の場合は利息は元本と同額

将来価値と現在価値


・将来価値(FV):現在の価値(価格)を将来価値に、利子率
・現在価値(PV):将来の価値(価格)を現在価値に、割引率

PL脳とファイナンス思考

・PL脳: 目先の売上や利益を最大化することを目的視する、短絡的な思考
・ファイナンス思考:単に目先の利益最大化の考え方ではなく、 将来に稼ぐと総額を最大化しようとする思考。価値思考であり長期思考。

赤字

⑴新たな事業の開発に紐づいて生じる赤字
 (産みの苦しみで生じる健全な出血)
成熟した事業で生じる赤字
 (失血死に至りかねない構造的な赤字)
意味合いが180度異なる

企業価値評価


3つのアプローチ

  • インカムアプローチ:DCF法(メイン使用)

  • マーケットアプローチ:類似企業比較法.etc(補足的)

  • コストアプローチ:時価純資産法.etc(企業精算時など)


DCF(Discounted Cash Flow)法の定義

資産の金銭的価値は、その”資産”が将来生み出すキャッシュフローの現在価値(Present Value)

With-withoutの原則
投資の有無で変化しない費用は投資の意思決定に影響しない
例)これまで投資したサンクコスト.etc

残存価値の考え方

予測期間の最終年度以降のキャッシュフローは

  • 継続法

  • 精算法

の2種類がある。

通常、継続法でFCFが一定の成長率で永続するとみなし計算

NPV法とIRR法

NPV法は0以上であれば投資実行、0以下であれば実行しない(非常にシンプル)

IRR法はハードルレートを上回るか否かで投資判断。
ハードルレートは企業のステージによって異なる。一般的に企業間もないベンチャーや新規事業のハードルレートは高い。

NPV法とIRR法以外
回収期間法、予測損益計算法、投下資本利益率

「いつ回収できるんだ?」と問われるのは、回収期間法や予測損益計算法を元にした発言。NPVとIRRに比べて主観的な判断だが、わかりやすい。NPVとIRRは概念の理解が必要なため組織で共通言語化するためには関係者の学習(研修)が必要


FCF( Free Cash Flow)

FCFは株主債権者帰属。両者が分配。

FCF営業利益(1-税率)+減価償却費ー投資ー⊿WC

みなしの税引後営業利益を算出し(税引後に残るキャッシュ)、
減価償却費を足し戻す(実際にキャッシュアウトしてないため)。

投資費用をマイナスし、
ワーキングキャピタル(事業を回すために使用した投資費用)をマイナスする。




 

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