イギリス発達支援への道㉗長男のEP面談(EHCPアセスメント)

次男のEHCPドラフトを受け取った次の日には長男のEPアセスメントが学校で行われました。

次男に続き2回目のEP面談です。

通訳は付きませんでしたが
大まかな質問表を貰っていたので、前日までにEPへ提出を行いました。
(この質問表についてもSENCOからそんなのもらえないよ!と最初は言われましたが、聞こえないふりをして多方面に連絡をした結果最終的にEP本人から貰うことができたので良かったです。しつこさ、本当に大事です。)

EPは長男を直接30分ほど観察したのち、
母親(私)、SENCO、担任、EPで面談を行いました。

90分も面談だなんて、当時英語が分からなくて絶望して庭で泣いていた自分が見たら発狂するだろうなと思いました。笑

・Cognition and Learning
・Communication and Interaction
・Sensory
・Emotional
・Mental Health
など、EHCPので使用される項目ごとに質問がなされました。(この項目ごとにアセスメントして必要な支援やアウトカムを設定するレポートを作るのが今回のEPの仕事です。主にEHCPで大切と言われるB・Fセクションに反映されています。)

EPから具体的な質問事項を事前に聞ければ良いですが、そうでない場合はEHCPで作成されるニーズ、アセスメント項目ごとにまとめておくと、スムーズに伝えやすいと思います。

次男の時と聞かれる質問はあまり変わらなかったです。
提出した情報を基に、計1時間30分ほどがっつり面談を行いました。

今回割り当てられたEPがそれはそれは素晴らしい方で。

長男が抱える困難を即座かつ的確にアセスメントし、
家族が彼に持つ印象や求めている支援を的確に挙げてくれました。
正真正銘のプロでした。

正直この学校の中で深く彼を理解してくれたのは、彼女が初めてだったと思います。

嬉しかったのは、今まで色々あった学校のSENCOに対してEPがピシャリと指摘し、私たち親子の味方になってくれたことでした。

冬に耐えた辛さが、すこし報われた気がしました。

来週中にはEPからのレポートが自治体に送られるとのことです。

実は言語や社会性の面から、長男の学年をもう1度再履修させるか悩んでおりEPと相談したのですが、「彼は色々なことができる能力を持っている。イギリスでのEHCPを持った留年措置は非常にレアケースであり、彼の良いところに焦点を当てるべきである」と助言をいただき、そのまま進級させることにしました。

今月末には長男もドラフトを受け取る予定です。


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