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イギリス発達支援への道⑫School(特別支援学校) 見学

先日、次男のスペシャルスクール(特別支援学校)の見学へ行きました。
イギリスでは4歳から小学校の入学が始まります。Reception(0年生)というそうです。

この国の特別支援学校には、自閉症児に特化、LDを専門に受け入れるといったように、細分化されている学校の存在が印象的です。

LDに対する支援は、日本と比べて進んでいるようにも感じます。

メールで問い合わせて、電話で日程調整を行いました。
電話の耐性がついてきた(できるかどうかは別にして)のは間違いなく発達支援で多方面に突撃してきたおかげです。笑
なんと、当日は担当のサポートチームメンバーも同行してくれました。
「え、ついてきてくれるの!?」と、
私にとっては良い意味で驚き、そして非常に心強かったです。

校長先生が案内してくれました。
生徒一人当たりに対する先生の数も非常に多く、手厚さを感じました。
また、1回の授業で集中できる時間が10~20分の子もいれば、5分の子もいるといったように、生徒の特性によって個別計画が練られ柔軟に対応し、Sensory Needsや視覚支援も充実していました。

ここで彼が学べたら、どんなふうに世界が見えるようになるのかな、と少し期待が膨らみました。

しかし一番の懸念はやはり定員。
そしてEHCPの取得です。話はそれから、と。
次男はその取得に向けて動き始めたところです。審査には最低でも20週間かかります。
場合によってはそれ以上かかるという話もザラに聞きますが、
‘’What should I do to help him get the EHCP  at this moment?’’
に対するチームメンバーの答えが笑顔の
‘’Nothing’’ 笑

でも日本で全部やってきた身としては、正直少し気楽でもあります。
生活の具体的な工夫に時間がさけるので。

今はSENCOとサポートチームが先頭になって申請の準備を進めてくれています。SLT, OTなど今までアセスメントを受けたスペシャリストから評価をかき集めているそうです。
最短で取得できることをただただ祈るばかりです。



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