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《Vol.8》脱力発作は、“解離” で起こるみたいです

先日8回目の治療の際に診察がありました。

別の先生との診察にて

いつもの先生とは違う方で、改めて「脱力発作」のことを話したのですが…

私:ちょうど昨日、人混みの場所にいた時、倒れそうになりました。その後うちに帰って、気持ちがいっぱいいっぱいになり、涙が出て、倒れましたね。

先生:うちの中でも症状が起きるのですね。それは辛かったですよね。ちなみに「けいれん」は発症しましたか?

私:いえ、前回の診察の際にも伝えたのですが、高校の時はパニック発作の流れでけいれんがあったのですが、ここ最近は脱力発作だけです。たしか、けいれんが伴うと「てんかん」の症状になるんですよね。

先生:そうなんです。だとしたら、あなたは、「解離」の要素があるかもしれないですね。

私:え、、かいりですか?


強制的に一時シャットダウンすることで自身を守っている

先生:つまり、ご自身の中で耐えられることが出来なくなると、ブレーカーのように、体が一時的に強制シャットダウンしている状態になるのです。

(そして、紙にささっと綴り、私にわかるように…)

先生:あなたは、『転換性障害』なのかもしれません。


転換性障害とは

転換性障害の原因ははっきりとはわかっていませんが、無意識な心の葛藤やストレスによって抑圧されることから発症すると考えられています。心理的ストレスや身体的ストレス、心的外傷が関連している可能性もあります。また、子どもの頃に受けた虐待や育児放棄などが関係していることもあるかもしれません。

心理的ストレスや身体的ストレスが伴わない場合でも、転換性障害の症状が現れることがあります。たとえば本来、対処が非常に困難な問題に対処する手段として、症状が現れることがあると考えられています。

意識の中で「何らかの症状があることで、周囲の人から心配されたり世話を焼かれたりといった特別な配慮をしてもらえる」ことを知っていることで、身体に症状が現れることがあります。この状態は、疾病利得と呼ばれていて詐病(仮病)ではありません。

転換性障害の場合には、このような疾病利得は病気の結果であって、寛解までの期間が長引くことに影響することはあっても直接的な原因ではありません。

心理社会的要因や心身の過労、身辺の環境変化などによる不安やストレスが要因となって、主に意識や人格の統合などの精神面に症状が現れるケースを解離性障害、身体面に症状が現れるケースを転換性障害と呼んでいます。

引用:​​https://www.atgp.jp/knowhow/oyakudachi/c2837/
「身体表現性障害」とも呼ばれており、日常生活におけるストレスがきっかけとなって、急に歩けなくなったり、手が挙がらなくなったり、声が出なくなるといった身体的な疾患のような症状が現われることが特徴。

そのため最初は内科的疾患が疑われ検査が行われますが、まったく異常が見当たりません。身体的な疾患が認められないことが転換性障害の条件となります。精神科を紹介されて診断を受けてみてはじめて、転換性障害と診断されることが多く見られています。

発症時期は10歳~35歳までに多く見られ、割合としては女性に多いことが知られています。小児や思春期の場合には、突発的に発症しますが一過性であることが多いですが、20~25%程度は1年以内に再発しており、症状が慢性化することもあります。

引用:https://www.shinjuku-stress.com/column/psychosomatic/hysteria/

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このnote にも書きましたが、まさにそれが原因な気がしました。


TMS治療で今まで「右側」を当てなかった理由

私:それは、TMSで治療できるのですか?

先生:もしてんかんの症状だった場合、TMSで電気を流すことで、脳に副反応が起こる可能性があったのです。

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引用:https://www.tenkan.info/about/epilepsy/


私:なので私の場合、5回目以降も左を当てなかったのですね。

先生:そうですね。

主に、
「左側」は、ストレスに耐えれるようにするするために当てます。
「右側」は、脳の能力向上のために当てます。

ですので、次回からは、右と左と交互に当てながら、様子をみていきましょう。

私:はい。よろしくお願いします!

最後までご覧いただきありがとうございます! もしTMS治療に関して、気になることや質問がありましたら、(分かる範囲にはなりますが)お答えしますね。