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情報社会

現代は情報が人の心理を支配する社会だ。
正しい情報を得ないと、間違った思考、判断をしてしまう。
人によってその情報が有益か否かは変わると思うが、一つの情報で社会を動かす事は間違いない。それほど情報とは強力な力を持っている。

1.「目」から得る情報

新聞、雑誌、ネット記事、看板、ポスター等。
日々の生活のなかで目に止まるものは全て情報だ。
それを「視覚的情報」という。

視覚的情報は人に与えるファーストインパクトだ。
デザインやレイアウト、キャッチフレーズや見出し等。現代は特にYouTubeのサムネイル等が代表的である。発信者は試行錯誤してより人にインパクトを与え、自らが発信する情報に取り込もうとする。

人は「一目惚れ」という言葉があるように、最初に受けた好印象はついつい知りたくなってしまう本能がある。

「視覚的情報」で大事なのは、五万とある日常の情報達から「一目惚れ」させるほどの「みため」が大事なのである。

2.「耳」から得る情報

ラジオ、人(会話)等。
耳だけから得る情報というのは実は少ない。
それを「聴覚的情報」という。

通勤、通学で良くイヤホンをしている人がいるが、そと人達がまさしく耳からなんらかの情報を得ているのだ。
ラジオであったり、講義であったり。音楽も大まかに言えば人の心を動かすという意味で一種の情報と言える。

聴覚的情報はユーモアと言葉の説得力が大事。
理論的で、簡潔に、集中力が途切れないような工夫をするユーモアある人が発する情報は、人の心にじわびわと刻まれていく。

「聴覚的情報」で大事なのは人の内面に情報を送っているという感覚を持つことである。

3.どっちからも得る情報

テレビ、動画配信系(YouTube)等。
言うまでもなく上記二つの力を持てば最強の情報になる。

情報の歴史を考えたとき、昔はどっちかしかなかった。
視覚的情報だと「狼煙」、「立て看板」。極論ではあるが人が目から得られる情報は本当に限られたものであった。
聴覚的情報も同じだ。基本は「人から人」だった。電話もなければ、メールもない。耳から得る情報は「人」しかなかった。ラジオができたのも人類の長い歴史からすればつい最近のことだ。

20世紀、世界各地で戦争が多発した時代も情報戦に勝った国が戦勝国になれた。
「情報」というのはどんな時も多く得て、正しく判断を下せたものが良い思いができる優れものである。

2020年。どれだけ情報が満ち溢れてるか。昔の人からすれば現代社会はびっくりするだろう。誰もが簡単に情報を得られるようになった。

確実に脳に刻まれるのは「どっちからも情報」。これは深掘りするまでもない事実である。

4.SNS最強説

情報を語る上で現代はやはり「SNS」が絶対的存在であると思う。

理由を整理すると、

①手頃に、どこでも見れる
②文章+動画のセット
③表現が自由
④「シェア」という機能

誰もが全世界に向けて情報を発信できる時代。それを可能とさせたのがSNSだ。

なんといっても理由④に上げた「シェア」という機能がどれだけ強力か。
勝手に自分の情報が世の中に流れていって、勝手に影響力をもった人間になれるというのが本当にすごい時代だと思う。
中には有名になろうと記事を書いたり、動画配信したりと努力をする人もいるが、それでも影響力を持たなければ、その情報はいずれ消えていく。

上記で述べた「視覚的情報」と「聴覚的情報」の特徴と、強みを理解し、それを磨き続けたものが世の中に影響を与える人物になって、SNS上で「シェア」が連発する。

情報が溢れすぎてて、どの情報を信じたらいいのかわかなくなる時がある。

インターネットで世界が繋がり、SNSという武器で最強の情報を発する権利が全世界の人間に与えられた現代。
「私の得ている情報はどうか、発している情報はどうか。」と、自問自答する日々をこれからも繰り返すだろう。

一番大事なのは誤った情報に触れたとき、それに早く気付けること。

そのためには日々いろんな情報収集をしよう!

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