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Road to 茂呂史生講演会 #24 現場と繋がる 長谷川健さんの場合

このnoteは、10月29日に開催する茂呂史生さんの講演会当日まで毎日更新されます。

過去記事は、こちら😃 講演会詳細は、文章の最後に

現場と繋がる 長谷川健さんの場合


10月29日に向けて、現場の声を聞かせていただきたくインタビューを決行
ありがたいことに、10月3日時点で12名のインタビューをさせていただいております。
※今後も増えていきます

学んだエリアと関連する方から、順不同で紹介していきます。

⚫長谷川健さんの場合

フットサル界隈の繋がりで、インタビューをさせていただきました。

介護福祉士、社会福祉士で通信制サポート校に勤務されていて、教育と福祉をつなぐワーカーをされている。
また、ソーシャルスポーツ分野で活躍されており、JFAからも表彰されている。

教育の現場から

現在は、通信制サポート校で教育の現場に立たれている長谷川さん
発達障害の中高生が、学習しやすい環境を提供されている。

・臨床心理士や公認心理師の常駐
・学ぶ場所や、タイミングを選べる環境
・視覚など感覚による学習障壁への対策
・パソコンなどの活用 etc


見えない部分の多い症状に対して、合理的配慮のアプローチ

数え上げればキリがないんでしょうが、そこまで工夫や知見が積み重なっている環境なのだと、聞いていて驚いた。

プロに頼るべきだと思うのは、こういう部分ではないだろうか

⚫質問


Q.発達障害を取り巻く環境について

A.時代や環境によるところも大きいのではないか

基準が曖昧な部分もあり、環境要因は大きいと考えている
関わっている社会、地域によって目立ち方は異なる。

また、近年普通級のハードルが高くなっているようにも感じる。
特に小学校低学年において、求められる「適応」のレベルが高くなることで、環境によっては目立つ子もいる

それにより、いじめや不登校、小児うつ等も増えているように感じている。

普通級で馴染めない子をどうするかという視点よりも「全体がより過ごしやすくなる工夫」という観点が大切

Q.社会許容の具体例教えてください

A.特性に合わせた環境にいく


例えば、テストのデザイン一つで変わる

算数のテストで、A4にギッシリ問題が書いてあるもので、計算するのと
暗記カードで、一問一問解答すると同じ内容でも点数が違うことがある。

見え方の問題に配慮して、調整することで結果が変わることもある。

また感覚の違いを理解しておけば、仕事場も変わる。

目の感覚過敏がある人が、家電量販店に勤めるのはストレスが多くなりがちである
逆に、薄暗いバーなどで働くことは負荷が減るかもしれない

耳からの感覚過敏がある人が、パチンコ店に勤めるのはストレスが多い
逆に、静かな森のガイドなどで働くことは負荷が減るかもしれない

特性理解と、環境調整で解決する問題はもあるのではないか。

発達障害があろうがなかろうが、環境との摩擦を減らすことがそもそも重要なので

社会許容の問題として捉える。

Q.鍼灸やマッサージに可能性を感じますか?

A.感覚器への刺激として有用ではないでしょうか


本人自体が、自分の体を知るという意味でも有用だと思います。
力加減の調整や、他人との境界線への気遣いなど過度な負荷がかかることもあり
思いがけない場所が、疲れていることが多いように感じます

パソコンやタブレットなどのデバイスを使う時間の長い子供は,
目や肩の疲労もあり、ストレスになっている可能性もある。

また、皮膚の感覚過敏など、個人差が大きいので
触れる方法や、介入方法は調整が必要かと思います。

まとめ

長谷川さん快くインタビューに応じていただきありがとうございました。
お繋ぎいただいた、rexva代表の田中大智さんにも感謝です。

「発達障害をポジティブに捉えられる人は少数派だと個人的には思っています。今回の講演会や著書のタイトルが眩しく見える人も多いと思います。これも捉え方次第で、障害の度合い、両親の認識の度合いなど十人十色であることも理解してほしい」

終わり側にお伝えいただいた、発達障害についての捉え方
この部分は、とても学びになりました

当日の対談も、自分が不安に感じていることは無知からの「配慮」のなさ

バチっと言い当てていただいたので、気持ちが引き締まりました。

現場からの声、尊すぎました。

改めて感謝です。

講演会詳細

申し遅れました、HealthConnect合同会社 関口満といいます。
(日本体育大卒/鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/アスケア治療院院長)

今回弊社で初めての講演会を主催いたします。

共同代表の鷹巣晃助と共に、一人でも多くの方に聴いていただきたくてて、今回70名入れる会場を抑えました。(現在50名の参加)

満員で、当日を迎えたいので、ご興味ある方いらしたらお声掛けください
シェア、リポストも嬉しいです😃

10月29日ユニコムプラザさがみはら にて

世界を変える子供たち 著者 茂呂史生さんにご登壇いただき
「発達障害は才能である」をテーマに、お話しいただきます。
また対談「発達障害と鍼灸マッサージの可能性」を企画しています。

このnoteは、開催当日まで毎日更新します。

開催に至る経緯、企画趣旨と準備や決定後からの変化など

どこかのタイミングで興味を持っていただき、ご参加、共感、協賛いただけたら嬉しいです。チラシの配布先も募集中です☺️

チラシ設置協力(敬称略 設置順)

アルド治療院(青葉台)
licoco(青葉台)
東京有明医療大学
ラクダハウス(藤沢)
JOY go round(相模大野)
はり灸治療院クオーレ(多摩センター)
アネックス鍼灸院(川越)
東京衛生学園専門学校
日本鍼灸理療専門学校
エキープカフェ(青葉台)
Lucu(田奈)

講演会は事前登録です

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ハリフトローラー(Welt鍼灸院 高橋幸資先生) 

共感いただける方、応援したい方はお声掛けください
個人法人問わず、一度お話しさせてください
今回だけで終わらず、今後も社会と健康をつなぐイベントを開催していきます。

お問い合わせは、HealthConnect合同会社 関口・鷹巣に各種SNSよりご連絡ください

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