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同じものをみても、どうしてこんなに違く見えるのか?
40歳になり景色が、変わってきている実感が出てきました。

こんにちは、セキグチミツルです。
今回は、セミナー参加の感想note


鍼灸と性と

2月7日に、ユニコ主催の勉強会に参加しました。

テーマは、「性欲と性機能」

この切り口での、鍼灸勉強会の参加は初めて

興味津々で申し込みました。

ポイントも、わかりやすく丁寧で、参加者の満足度は高かったと感じます。

ただ率直な感想は、「時間足りなくない?」です。

3時間の長丁場でしたが、研究と実際、双方の困り事と見方、問題提起の流れは、
「もっと聞きたい」「ここはどうなの?」を、うまく残された感じ

「また聞きたい」って期待を残すタイプのモテるセミナーでした。

講師をしてくださったのは、伊佐治景悠先生と長崎絵美先生

前半戦は、伊佐治先生による、男性器の機能障害解説と医療連携、施術の実際
後半戦は、長崎先生による、性の文化的側面と女性側からの性、施術の実際

内容に関しては #ユニコの勉強会  で検索してください。

ここからは、セキグチの思ったことをツラツラと

セキグチ雑感 男性側面

今回の内容では、特にEDや、インポテンツに対して、

鍼灸の効果が期待されるお話に、すごく興味を惹かれた。

自己分析して、受講理由を振り返ると

おそらく自身の年齢の進み具合が、要因であったと思う。

社会的には、中年なのだ

若かりし時と、比較が徐々に出始めるタイミング

40代に突入したことから、すぐそこにある未来を想起する。

この類は、バイアグラ然り、お世話にならない人にとっての興味の範囲に入らない。

何事もそうだけど、何の問題も感じていない人や、その未来を心配しない人にとっては、響かないし、理解され難い。

でも困っている人は、多いはずで、当事者に、なればなるほど響く内容であるのは間違いない。

自分がそうなったらどうする?

自覚をし、問題意識を、強く持った瞬間どうなるのか?

想像しうるのは、この辺り

「失った」ことへの、悲観
「加齢での」の諦め
「必要ない」と逃避

実際に思い悩む人は、もっと冷静じゃなくなるし、社会的な都合に照らし合わせた時に、ひどく落ち込むのではないかと

そもそも、人に相談しにくい内容でもある。

そんな時の、受け皿としてポジショニングを取れる必要性を感じた。

泌尿器科との、医療連携も含め各地で、相談しやすい鍼灸院の環境を作ることの重要性を感じる。

これやりたい

あとTENGAに色々話を聞きたい

セキグチ雑観 女性側面

女性側面では、文化面や国民性についても話されていました。
身体的、精神的な問題点に関しては、身につまされる思いもありました。

思い違った知識や、ズレた成功体験など、非常に拗らせてる人も多い内容

生まれ育った環境から、思春期を経て、大人になるのまでの経験で捉え方に差がありそうです。

その上で、聞かれた

「気持ちの良いセックスをしていますか?」

この問いは、たくさんの角度で考えたい部分であり、精神的な要素も含むため、考えすぎてもいけない、塩梅の細やかな話

自分に向き合い、相手に向き合う、、、、、、

人生は、この価値観が合う相手を見つける旅なのかもしれない

日本人は性交渉の満足度が低い

後にあげますが、世界的にみても回数の少なさや、満足度の低さは、かなり目立つポジションにあるそうです。

いつから、こういった環境になっていったのか、気になるところです。

講義の中で、気になったものに、男性の泌尿器科への相談の違いがありました。

欧米では「早漏」の相談が多く
日本では「遅漏」の相談が多い

これ知りませんでした

パートナーとの満足度を上げるために長く楽しむための相談
生殖に支障をきたすための相談

一概には、言えないところがあると思うが、一つの指標として考えられる。

性交渉に対する考え方が、国によって大きく違うようです。

TENGAの調査

相模ゴムの調査

女性側の、問題点に上がっていた性交痛などの体の問題と、事前事後の心の問題も含めて、多くの要素が絡み合っていて、今の環境になっていることがわかる。

こうしたデータも、興味もてばこそ

https://twitter.com/fukumenshealth/status/1357911967722180608?s=21


不妊治療を、夫婦で考える風潮が出てきているとはいえ、まだまだなんでしょうね

ただし、個体差個人差も大いにあるので、一括りにはできないが、データとして受け止める必要がありますね。

性交渉の満足度が、低く、回数も少ない国の自覚

これをみて、どう捉えるか?

できることは何か?

満足度が高く、適度な回数の個人を目指し、その価値観の合う相手と過ごす。

幸福度も、高そうですが、、、、

考え方の相違や、方向性の違いも多くありそうな部分で「正解」はなさそう

捉え方は、正直人それぞれ

誰かにとっての嫌な相手が、誰かにとっての最愛な人でもあるわけで、

そもそも、育ってきた環境が違うから、好き嫌いはしょうがない

それを踏まえた上で、取捨選択している現実と思ってますが、

文字にするほど、簡単な話でもないですよね、、、、

理想は、双方の本音の部分を、分かち合えるパートナーに出会えることが

生きる上で、非常に重要な指標

まずは、価値観の理解も合意もできる相手が、キーワードかもしれない

もちろん、その人の幸福なのでそれだけではない

自己肯定感をお互いに下げない

最近はまっている街路chでも、結構赤裸々に語られる性の話に、
今まで、通ってきていないジャンルの体験を聞くと「普通」なんて

簡単に言えないと、歳を重ねるとわかる

しかし、わかっている範囲での身体的な反応の部分は知っておくべきかなと

男女のメカニズム、性交渉の双方の問題、妊娠など 

できることは、知識と思いやりを持った上で、価値観の合う相手と共にする。

セルフで、鍼灸で、医療で、改善アプローチがある部分は頼れる環境を作ることが重要なのかも

そして、こうした話が、決して自己肯定感を下げるものであってはいけないと

個人的には、思うわけです。

誰の性でもなく、自分の性だからこそ大事にしたい

まとめ

性に関しては、やや腫れ物を触るイメージが強い

そう思っていましたし、あまり介入する項目ではなかったのですが、
今回のセミナーを受けて、非常に重要な問題かつ繊細なものと認識しました。

気軽に相談できる受け皿と、そこに医療連携が取れる環境作り

アプローチの研究と、その実行を広げる活動など

課題は、多いでしょうが

「必要とされるもの」

このカテゴリーを、興味を持って形にしていこうと思う。

性の部分のストレスって、別の症状になって現れたりする。

まさか、これが原因だなんて、ゆめゆめ思わない場合が多いので、簡単ではないです。

ある種、人によっては不都合な真実でもある。

でも、向き合うことを選んだ人たちは、方法があることを知って欲しいし

その、見せ方を今後模索していきたい

アダルト文脈も生かし、明るくポップに繋がれる部分も必要

そして、医療や、鍼灸など可視化される内容も、繋がりやすい環境になれば

満足度の高い人生を長く感じてイケるのかもしれませんね。

お後がよろしいようで


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