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【マガジン限定】『やはり僕の青春SMはまちがっている』 プロローグ

私は二次創作には興味がなかったのですが、『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』の戸塚彩加が、いろはに調教される小説を書いたら面白そうかなと思っていたら、プロットが一瞬ででき、『やはり僕の青春SMは間違っていた』の冒頭を五千字ほど書き、FANBOXに投稿したのですが、当初予定していなかったnoteにもマガジン限定で投稿することにしました。

私は原作は読まないので、アニメで観たいろはのイメージで書いているのですが、いろはの言動が割と上手く書けてると思います。

二次創作と言っても、オリジナルのキャラクターの性格をできるだけ崩さないようにしたのですが、そうすると、そもそもあざとくて腹黒いけど実は純情ないろはに本格的な調教テクニックがあるはずがなく、あと二人のキャラクターを登場させることにしました。

アニメの3期以降のアフターストーリー的な内容で、彩加が調教される明確な理由もあるのですが、私のオリジナル作品のようなダークなものではなく、コメディー的な要素も入れたライトな作品になります。

原作のラノベやアニメをご存じなくても、お楽しみいただけると思いますが、先にアニメをご覧いただいた方がよりお楽しみいただけると思います。すごくいい作品なのでおすすめです。

二次創作はいくら時間をかけても自分の著作物にはならないので、これが最初で最後かもしれませんが、世界観や登場人物の設定が出来上がっているので動かしやすくて、書いていてなかなか楽しいです。

 僕には誰にも言えない秘密がある。期末試験が終わったある日、僕は地元から遠く離れたとある街の駅ビルの多目的トイレに入ると、来ていた服を脱ぎ、バッグから総武高校の女子の制服を取り出した。
 白いブラウスに袖を通してスカートを履いたら赤いリボンを結ぶ。そして、ブレザーを着ると、バッグからメイク道具を取り出した。

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