そうか、それが恐怖の元なのか・・・
大学一年生の入学後の間も無い頃、夜中に2学年上の先輩が部屋に来た。
同級生を1人連れていた。
「夜のドライブに行こう」
そう言って、同級生と僕を乗せて車を走らせた。
着いたのは牛伏寺というお寺。
到着すると、車をみんなで降りて真っ暗なお寺を歩き始めた。
暫く歩くと、暗らがりながら僕の他に影が1つしかない。
真っ暗だから先輩なのか、同級生なのか、どちらの影かすらわからない。
「あれ?」と声を出すと、「ん?」という返事の声の主は同級生だった。
「先輩は?」と聞くと「いないの?」という返事。
その途端、駐車場からヘッドライトが灯り、エンジンの音が。
そして声が聞こえた。
「下で待ってるよ」
やられた、そういうことか。
「置いていかれたよ、歩いて下まで降りなきゃならない」
と同級生に言った。
「え?何?どういうこと?」
同級生は現状把握ができなかったようだ。
つまりは、僕らは手痛い洗礼を受けることになったのだ。
牛伏寺は信州松本市の外れにあり、山の上の方にあった。
真っ暗な道を下まで歩いて降りなければならない現状説明を同級生にした。
「マジで?」
顔は見えないけど、泣きそうな声だったのは覚えている。
暗がりというのは本当に不安と恐怖でいっぱいになる。
コロナのこの現状は、恐らくあの牛伏寺の真っ暗な道を降りるのに似ているのだろう。
但し、僕は違う。
あまりコロナを怖く思っていない。
厳密に言うと、感染を怖く思っていない。
コロナで怖いのは風評被害だ。
感染を何故怖く思っていないのか、と言うと・・・。
宿主の問題でしょ、と思っているから。
例えば、感染者と同じ部屋にいても、感染する人としない人が必ずいるだろう。
その部屋にいる人が全員必ず感染するとは限らないだろう。
では、何故感染者と非感染者が出るのか?
恐らく、元気な人は感染し難いのだと思う。
勿論、エビデンスは無い。僕の考えだ。
そして、感染したとしても、治癒すれば良いだけの話。
要するに治れば良いのだ。
僕は感染しても治ると思っている。
これも何の根拠も無い。
しかし、自分の自己治癒力を信じている。
Twitter、facebook、Instagram、そしてこのnoteなどのSNSを観察。
それから、僕の周りの人と話していて感じたこと。
コロナを不安に思っている人たちの不安は、ワクチンや薬が無い、ということのようだ。
どうやら、そこが不安の根っこ。
恐らく、この『ワクチンや薬が無い』=『死亡』という図式になっているのではないか、と推察する。
でもね、みんなの身体の中には『自己治癒力』というとても立派なものがいてくれる。
普段から薬に頼らず、この自己治癒力を強くしておくことが大事なのだと思う。
五代医療、その内容は・・・
①ナチュロパシー(自然療法)
医食同源 フラワーエッセンス / アロマセラピー
②サイコパシー(心理療法)
心の歪み:ストレスは万病の元 / カウンセリング / ヒプノセラピー
→イメージングセラピーもここにカテゴライズされますネ。
③ホメオパシー(同種療法)
元に戻る後押し:熱を出す
→「症状を起こすものは、その症状を取り去るものになる」という「同種の法則」が根本原則
④オステオパシー(整体療法)
足裏反射躯治療・鍼灸・指圧:整体(身体の歪み矯正)
⑤アロパシー(対症療法/薬物療法)
全体を診ないで症状だけ診る。熱が出たら熱を下げる →現代医療
日本という国は、アロパシーに頼りすぎていると思う。
と言うよりもアロバシー信者がほぼ90%ではなかろうか。
ちょっとした風邪で「お家で少し様子をみましょう」なんて言うと、「あの病院は薬をくれない!」となる。
ヨーロッパのドクターならこれが普通なんだけどね。
『薬をくれない病院』=『ヤブ医者』
みたいな図式が日本にはある。
実際僕もこの手の言葉は何度も耳にした。
しかし、本当に良い医者というのは簡単に薬を出さないものだと僕は思っている。
薬漬けになると、自己治癒力がどんどん低下するからね。
上の5つの療法、どれが良くてどれが悪い、というものではない。
どれも良い。その時その症状に合わせて上手く使うことが本当は大事なのだと僕は考えている。
しかし、日本は薬ありき。
これでは今回のコロナのような場合はそりゃ不安にもなるだろう。
だって、信じきっている薬が無いのだから。
薬で富を築いたロックフェラー家は薬を服用しないそうだ。
何故なら、薬には作用と副作用が必ずあるから。
それを知っているのだ。
これ、余談話。
でも、薬がダメだとは言ってない。
薬が良い時もあるし、良く無い時もある。
自己治癒力で治せるなら、それに越したことは無い。
以前から言っているように、『不安』や『恐怖』が増幅すると、『攻撃』に転ずる。
僕は、コロナの怖いのはこれだと思っている。
不安や恐怖から生まれる『攻撃』。
感染よりも、個人を攻撃する荒んだ心を生み出す。
これがもっとも怖い。
感染しても悪じゃないんだ。魔女じゃないんだ。
薬が無くても治れば良いのだから。
心が荒むと、感染し易いし、治癒もし難い。
心穏やかに、過ごしましょうよ。
そして感染しても、きちんと治れば問題ないのです。
治療をみんなで温かく見守りましょうよ。
そういう『穏やかな心』こそがウィルスが一番苦手とする『ワクチン』なんだと僕は思う。
さて、学生時代の僕たち。
牛伏寺から真っ暗な道をゆっくりと歩いて降りた。
下界の道路の街灯が見えてきた時、何とも言えない安堵感を覚えた。
灯りがこんなに心安らかにしてくれるものだと、初めて知ったような記憶がある。
コロナのこの暗がりも、みんなの穏やかな心が『安堵』となりみんなを癒してくれることを祈る。
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