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2021.11.21(日)日本シリーズ第2戦


勝手に素人解説者。

数年前に、fmGIGでBsFanという番組を担当していた。
オリックスバファローズを応援する番組のはずだが、僕のあまりの辛口に、ファンの方からクレームが来るほどだった。
今日もそんな自分に戻って書いてみようと思う。
よって、読みながら不快になるオリックスファンの方もいらっしゃるかもしれないが、お許し頂きたい。

第2戦はどんなに不恰好でも勝ちにこだわる必要があったと思う。
第1戦に劇的な勝ち方をした。当然、ヤクルトにすれば嫌な気持ちを引きずっていないわけがない。
1回若しくは2回でプレッシャーをかけられたら、もっと違う展開になっていたと思う。
1点で良いから取っていたら、恐らく楽な試合運びになっていたと僕は思う。
少し淡白な攻め方だったのではなかろうか。

宮城は先発としてはとても良い仕事をしたと思う。
途中まではパーフェクトピッチング。
疲れが見えたのは6回以降。それでも8回までよく投げた。
1点は取られたものの、1点だから先発の役目は十分果たしたと言える。
前日の山本もそうだが、1点しか取られていないのだ。

要するに打てていない。もう少し早い段階で1点でも取っていればピッチャーももっと楽に投げられているだろう。
ランナーは出るものの、進められない。気づいたら中盤になっている。あれ?このままズルズル終わっちゃうんじゃね?となるだろう。
1戦目も2戦目も先取点はヤクルトだった。
そのせいか、1戦目も勝ったものの終始ヤクルトペースで終わった気はする。
ラッキーで勝てたような気持ちを拭うことができない。
だからこそ、余計に2戦目は先取点が欲しかったのではないだろうか。

CSからずっと気になっているのはやはり打てていない打線だ。
CSも1点、2点、3点。
勝ち方は劇的かもしれないが、腑に落ちない。
日本シリーズも同じだ。
1戦目のラッキー感はきっと球場の雰囲気。ホームだから、ヤクルトにすれば嫌な空気感になっていただろう。
これ、3戦目からは全く逆になる。
マクガフのあの緊張感を平野が味わうことになる可能性がある。
その平野も第1戦と第2戦で使えなかった。使わなかったのではない。使う場面が無かったのだ。
慣れるために昨日バルガスのところで平野、という手もあったと思う。
横道に逸れた。戻れ。
今回の日本シリーズは鉾盾とも言われている。
ヤクルトの鉾にオリックスの盾。
しかし、盾で守る点が入らない。本来は、オリックスが先取点を入れてから、ヤクルトの鉾からオリックスの盾でどう守っていくのか?を楽しみたい。
守るものが無いうちに鉾で盾を破られてしまっている。

ヤクルトも流石はセリーグの優勝チーム。良いピッチャーだから、そうそう点は取れない。
確かにそういう見方もできるだろうが、オリックスもパ・リーグの優勝チームだ。
人気のセに実力のパ、と言われてきた。実力のパを勝ち上がってきたチームだ。
相手も強かろうが、こちらも強いのだ。
先発陣が1点で抑えている。やはり援護してやってほしい。
投手も打者も対等のはずであれば、やはりヤクルトの打者の方がオリックスの打者より上だと言えるのかもしれない・・・認めたく無いけれど。
兎に角野球は点が入らなければ勝ちは無いのだ。ピッチャーがどれだけ0点に抑えても、見方も0点なら引き分けでしかなくて、勝てない。

東京ドームでの第3戦が非常に大事になるだろう。
ここで落としたら・・・そのまま1勝4敗なんてこともあるように思う。
勝てば、神戸に帰って来れる。そして、もう一度山本と宮城の出番があるだろう。
きっと次は体制を立て直して0封にしてくれるだろう。とは言え、何度も言うがこの1戦目2戦目も二人とも1点しか取られていないのだけど。
何故にこんなに言うのか。
2001年のいてまえ打線で優勝した時が脳裏をよぎるからだ。あの時は第2戦で勝ったけれど、それきりで1勝4敗だった。しかも相手はヤクルト。
あの年はあの打線をもってすれば日本一だと確信していたが、蓋を開けると1勝4敗だった。やはり投打のバランスって大事なんだろう。
そう考えると、今年のオリックスは投手は山本と宮城、打者は正尚とラオウ。バランス取れてると思うのだが、打の発揮が待たれる。
最低でも相手をノセない試合をしてもらいたい。


まあ、『言うは易く行うは難し』だ。
解説者なんてものは、結果からものを言うので尤もらしいことを言える。本当に勝手言って申し訳ない。
しかし、これもBs愛だと思ってお許しいただきたい。一ファンの戯言だ。
基本は、この時期まで野球を楽しませてくれているBsに感謝している。
そしてどっちらが勝っても天晴れだとも思っている。しかし、しかしだ。やはり勝ってほしいと思うのもファンの人情でもある。


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