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カメラ撮影の話 ~フィルムカメラについて~

あさつきです

最近は忙しかったため、あまり投稿出来ていません
でした

今回は占い以外の話として、フィルムカメラを買って
使っている話をしたいと考えています

フィルムカメラとは ~フィルムについて~

知っている人が多いと思いますが、説明すると現在の
カメラがSDカード等に保存するデジタルカメラが
普及する前に使われていたものです

SDカード等の記録媒体が下のフィルムに代わります
下記は35mmフィルムの画像です:

画像1

以下、120mmフィルムの画像です:

画像2

35mmは一般的なカメラ、120mmは二眼レフ等
特殊なカメラに使われています

このフィルムですが、光に当てると色に相当する膜が
反応して画像を得る仕組みです

逆に言うと、光に当てると作った画像が破損する
有難くない仕組みも持っています

フィルムを装着したカメラを撮影終了まで開けない
理由が画像を保つためです


撮影後のフィルムから画像を得られるようにすること
を現像と言います
(今でもRAW画像からJPGを得ることを現像という
のは、このフィルムの扱いが由来です)

現像可能にしたフィルムは光に当てても破損し辛く、
フィルムが破損しない限りは画像を複製出来ます

現像可能なフィルムで色が反転した状態になっている
フィルムをネガフィルム、色がそのまま残っている
フィルムをポジフィルムと言います

かつての専門家が扱うのはポジフィルムと言われて
いました

35mmフィルムや120mmフィルムはヨドバシ
カメラ、ビックカメラやカメラ屋で買えます
※逆に近くの家電量販店では取り扱いしていない
可能性が高いです

フィルムとは ~フィルムの扱い方とカメラの選び方~

昔のフィルムカメラですが、フィルムを装着→手で
撮影可能な位置まで回す→撮影の流れがありました
(撮影終了時は巻き戻しが発生→フィルムを外す)

これにより、フィルムの扱いに慣れが必要という
問題がありました

カメラの製造業者もこれは問題と考えていたため、
1990年代に出ていたカメラではフィルムの
自動装着装置や自動巻取り装置が実装されました

※自動装着装置や自動巻取り装置は1990年代
以前に出ていた可能性があると思います

これにより、フィルムの扱いで格段楽が出来る
ようになりました


カメラ本体の入手方法について話していませんが、
大きく分けて2つあります

1つは写ルンですを買うこと、もう1つはハードオフ
等で中古カメラを買うことです

1つ目の写ルンですはカメラ本体にフィルムが
入っているため、フィルムの扱いを気にせずに
撮るだけです

写ルンですは如何に楽になっているか解ります
ヨドバシカメラやビックカメラでしたら容易に入手
出来るのも強みです

欠点は、写ルンですは不用意にボタンが押される
ことがあることと、自分で足を使って構図を決める
のが前提でズームとか出来ないことです

2つ目の中古カメラを買うのは意味があります
1990年代以降のカメラの場合、キヤノン社の
ですとEFレンズが使えます
キヤノン社のRFレンズはフィルムカメラでは
使えません(フランジバックの違いのため)


デジタルカメラでレンズを共有出来る可能性が高く、
新規にレンズを購入する必要が無いのも強みです

欠点も存在し、1980年代以降(?) のカメラは
内部が電子化されているため、外れ機体を買って
しまったり破損すると修理が不可能なことです

若干のロシアンルーレット感があるのを承知で買う
覚悟も必要ですね・・・

中古カメラを買う要点としては、電池を入れて
シャッターが切れるかを確認すること、内部が
変なことになっていない個体を買うことです

カメラによってはフィルムとシャッターを区切る
膜が劣化していることや、シャッターが切れない
可能性も考えると良いです

後は手持ちのレンズも使えるかの確認が必要です
カメラは歴史により仕様も変わり、マウントが
合わずレンズが使えない可能性があるからです

【撮影時の注意】
フィルムでの撮影方法ですが、1つ注意があります
それは、フィルムはISO感度が固定ということです

フィルムを撮り終えるまでISO感度が変えられない
ため、シャッタースピードやf値等他のパラメーターを
変えて撮影します

慣れないときはデジタルカメラで撮影後、ほぼ同等の
パラメーターを設定したフィルムカメラでの撮影を
すれば同じような画像が得られます

35mmフィルムはデジタルカメラのフルサイズと
同等の画角になることにも注意して下さい
(120mmフィルムは正方形の画角ですね・・・)

フィルムとは ~現像について~

フィルムとフィルムカメラを購入して撮影したら
現像します

写ルンですの場合もフィルムの場合もカメラ屋に
持って行きます

写ルンですや120mm等の特殊なフィルムを除き、
約1時間程で現像が終わるはずです

現像の際は一緒にCD化に書いたりスマートフォンで
ダウンロード出来る仕組みもあるため、それらを活用
すると良いでしょう

フィルムについて ~フィルムを使う理由~

フィルムやフィルムカメラを使う理由は、デジタル
カメラとは違う画像が得られるからです

現像してから画像を作ってみると解りますが、下の
データの様にデジタルカメラとは違う独特の画像を
得ることが出来ます:

画像3

今回の記事で使ったヘッダーの画像もフィルム
カメラで撮りました

比較的新しいレンズがフィルムカメラが動くときの
面白さを見ると、色々と撮りたくなるなるものです

現像代にお金が掛かりますが、それ以上に価値が
あると考えると、フィルムカメラに手を出すのも
ありと見ています
(マニュアル撮影の練習にもなるのも大きいです)

よろしく御願いします

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