見出し画像

最後まで行って道を切り開く!#45

結婚当初の夢は子ども3人。

私は3人兄弟、妻は4人姉弟ということもあり、家族がたくさんいて、賑やかな家庭にしたいね、と結婚前から話していました。

二人が30歳の時に入籍&同居スタート。

両方の出身地が遠方で、住む町に頼れる親族はいない状態ですが、妻も私も働いていた方が生に合うので、子どもを授かった後も共働きで家庭を運営していく予定。

果たして、そんな状態で子育てをやっていけるのか不安だらけでした。

しかし、子どもを生むなら若い方がいいと思っていたら、31歳の時に1人を授かりました。

初めての子育て。加えて、コロナ禍ということで、本当に産後は大変でした。

私が1カ月半ほど育児休業を取得できたことが本当に良かったと思っています。私の勤務先は歴史ある会社ですが、男性で育児休業を取得した事例は初めてでした。

その後、様々なこともありながら、色々と乗り越えてきて、少し落ち着いたときに知ったのが自治体に育児退園があることでした。

ん??ということは、認可保育園に息子を通わせ続ける場合、次の子どもを産むのが早くて、4歳差。

ということは、私と妻が35歳以降に生まないといけない???

そうなると、夢に描いていた5人家族が実現するのが40歳前後か。。

そう思うと途方に暮れました。

もちろん、認可外保育園という手段もありましたが、私と妻の職場の場所の都合上、家から徒歩3分で行ける認可保育園に行けたほうが共働き家庭に私たちにとってはとても助かるという状況でした。

色々と調べた結果、どうにもなるようなことでもなかったので、一旦は、息子が8カ月で認可外保育園に。直後に妻は職場復帰しました。

果たして、2人目はいつになるか…と思っていましたが、4歳差未満で育児休業を取得しても、その期間、開業届を出して、自営業をすれば、保育園に継続して通えるということを知るようになりました。

そこで、市役所にも確認して、問題ないとのことだったので、一安心しました。

その後、2人目を授かり、2歳差で生まれる予定に。

そして、生まれる時が近づいてきたので、改めて、状況を整理していたところ、どうも育児休業給付金の関係で自営業をする場合は、会社に副業の許可が必要そうでした。

そこで、妻は会社から許可を得ました。

なので、妻は産後、自営業をすることで、就労の要件を満たすことに。

しかし、私は、なんと許可がおりませんでした。。

正直、100%大丈夫と思っていたので、、、どうしよう!?

このまま私が育児休業を取ったら、息子は即日退園か…

とはいえ、私が育児休業を取らないと、産後の妻のサポートをする人がいない。。

そう思うと私も妻も落胆して、力が出ませんでした。

息子を見ながら、2人目の子育てをできる自信がありませんでした。。

しかも、退園してしまうと、保育園激戦区なので、いつ再入園できるか分からない。となると妻と私の稼ぎ的には妻が職場復帰が優先になるので、私は保育園が見つかるまでは復帰できない状況になってしまう。。

もう、市役所に問い合わせる力もでない状況でした。

しかし、力を振り絞って、市役所に何度か育児休業が取得できないかを聞きました。困ったのが、男性が育児休業を取得する場合の規定がどこにもなく、市役所に電話をするたびに違う回答が来たことでした。

そのため、こちらの実名を出し、メールでの連絡を依頼し、しばらく待つことに。

すると、

「0~2歳児の子どもが認可保育園に通っていても、妻の産後8週間が終わる月末までは男性育児休業を取得しても保育園は退園にならない」

という制度を自治体に定めていただくことになりました。

その連絡をいただくと、思わず、涙が出てきました。

何事もできないとばかり思わないで、最後まで行うことで道を切り開くことができるんだと実感した出来事でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?