留学したことで自分自身と向き合えた
Hola!!! スペイン、バスク州ビルバオにサッカー留学をしている浅野峻輔です。
留学して3年目を迎えましたが、ここまで沢山の経験をしてきました。
その中で特に強く感じるのは、自分と向き合う時間が圧倒的に増えたということ。
今回はそう感じた理由や経験を少しだけ書こうと思います。
スペインを知り、日本を知る、そして自分を知る
異文化に触れる、全てが新鮮、毎日発見の連続なここまでの留学生活。事ある毎に考えてしまう、日本では○○だったなということ。
スペインを知ることで日本の善し悪しを感じることが多々ありました。
例えば、スペインでは基本病院はタダです。しかし日本では保険はあれど有料である。
スペイン(バスクでしか乗ったことない)のバスは時間にルーズだけど日本のバスは定刻に来てくれることがほとんど。
スペインでは歩道が広く散歩がしやすい、信号の無い歩道では必ず止まってくれる。対して日本は歩道が狭く、信号の無い歩道では法律では止まるはずなのだが、特に地方では止まってくれないことが多い
日本ではどこの水道水でも基本飲めるのに対してスペインでは飲めないことが多い(バスクは飲めちゃうから最高!笑)
こういう気づきが日々連続してあるので、スペイン人と関わる時でも気づきがあります。
スペイン人。
試合中、味方のミスに対してゲキを飛ばすけれど、それを引きずらない。
ミスをしてもくよくよせずに、また同じことへチャレンジができる
上手くいかない時、感情的になりやすい。我慢ができない。
対して日本人。
試合中に味方にゲキを飛ばすけれど、ピッチ外にもちこんだりしてしまう。
ミスで調子が狂い、消極的に。
上手くいなくても、最後までやり遂げられる、我慢強い。
ここに書いたことは全ての人に当てはまるわけでないです。もちろん個人差があります。
ただ、大体感じたままを書くならこんな感じかと。
こんな気づきをした時、僕は思いました。
自分はどんな人間なんだろうと。
これまで、自分の視野で、周りとコミュケーションをとり、多くの人と関わってきました。
ただ、自分を客観視する機会がスペインに来て、より多くなった気がします。
それはきっと、日本とスペインの違い、日本と現地の人の違いを客観視して、なおかつ自分に置き換えて考えたことが、理由かなと思っています。
プラスして、同じ場所で留学している日本人の友人もまた、夢や目標を持って来ているので、僕とは違う考え方や、哲学、軸を持っていて、話していく中で学んだり、また自分に置き換えて、自分のいい所悪いところが見つかっていく。その繰り返しで、自分の中の軸や考え方が見えてきている気がしています。
人間性の部分において、この2年間でかなりの成長を感じています。
人と出会い、話を聞く。日々の生活でアクションを起こし続けることで新たな刺激に出会い、吸収できる。
僕の留学ではそんな貴重な経験ができています。
自分なりのやり方を見つける
日本に対して、豪に入れば郷に従え、という考えが強いイメージがあり、みんなと同じことをやってしまう傾向が強いと思います。
みんながやっている習慣、みんなが食べているもの、みんなが話していること、みんなのトレーニング方法。集団社会にいることで、良くも悪くもそれらが似てきてしまう。悪い方にも良い方にも流されやすくなってしまう。
僕は今海外にいます。現地の仲間や現地の人達に囲まれて、助けられて生きています。しかし根本は、ひとりで渡航していて、自分で問題を解決しないといけない日々の連続。
なので、自分が何をしたいのか、自分がどうなりたいのか、そのために何をすべきか、考える時間がたくさんあります。
その時間が僕の成長の源であり、人生の方向を左右してくれると思っています。
ルームシェア、ほぼ一人暮らしと変わらない生活。何時に起き、何を食べ、何を見て、何をするのか。ほとんどが自分で決めなければならない。
僕には幸いなことに夢や目標があります。
そして常にその目標から逆算して生活しています。
今の立ち位置はここで、どれくらいのギャップがあって、これを埋めるためには何が必要で、それを得るには今日何をしなければならないか、分からない時はとにかく行動してみる。そしてミスして学ぶ。
その動作の繰り返しが、問題解決能力や、ポジティブ思考、強い行動力を生み出しています。
サッカーのための留学。しかし、サッカー面だけではなく、人として成長もしている留学。
2回目ですがこの経験は本当に貴重です。
もし環境を変えれるチャンスがあるなら、思い切って行動してみるのも、ひとつかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。書いてて言いたいことがまとまらないなと思ったのですが、なんとなくで伝われば幸いです。
では!Hasta luego
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