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SESアラサー女が転職した #10(SESは必ずしもブラックなのか)

案件ガチャの大当たり

SESというと劣悪な環境で仕事している印象が多いですが、
運が良ければ平和な案件へ行ける時もあります。
私が最初に入った現場の2つ目以降の案件がかなりいい案件でした。
と言っても、仕事の振り分けしてくださる上司がいい人だったからでした。
じゃあ1つ目の案件はどうだったのかと言いますと、そもそも炎上予定案件(笑)でしたので、毎日トラブル連続でした。
新卒で1年目だったので、まり降りかかってきませんでしたが、たまに21時近くまで残業していました。
そして、次の案件の時に上司がいる案件へ行ったので全て上司のコントロール下でした。絶対20時には帰るように言われていましたので、残業時間はMAX月28時間未満でした。
暇な時は暇でしたし、繁忙期は毎日20時近くまで残業と差があるのがIT業界です。
多分、これはどの業界でも同じだと思います。

案件ガチャハズレ

案件ガチャハズレには以下の通りがあります。

言語がマニアック又は古い
案件が炎上
仕事を上手く振り分けられない
機材が足りない
有識者が少ない
リーダーがポンコツ

2つ目の現場が見事上記に当てはまりました。
まず、言語に対して有識者がものすごく少ないことも問題でした。
理解している人に全て仕事が降りかかってきます。
後、リーダーの仕事の振り分けが下手くそで、暇な人は暇で忙しい人は死ぬほど忙しくなります。そもそもリーダーが部下の教育が下手で
教育の仕方がそもそも間違っているとお局さんが苦情を漏らすほどでした。
運よくお局さんに気に入られましたので、お局さんから仕事をもらっていました。結果、リーダーとめっちゃ仲悪くなりましたけどね。
お局さんがかなり厳しい人と言われていましたが、お局さんの言うことはかなり的を得ていて正論しかありませんでした。なので、私はこの人は皆んなに厳しいのではなくリーダーに対して厳しい人なのだなと思いました。
さて、私はこの現場に一年間いましたが、最初の半年は平和でした。
表面上は平和だったのです。
この現場は嘘のテスト結果を提出して、本番に間に合えばいいやの精神でした。
本番に間に合って何も起きなかたらセーフだったんです。
しかし、半年後に大炎上案件がスタートします。

案件が大炎上

そもそも、その言語の有識者が少ない中でかなりの画面数の修正をしなければなりません。そもそも影響調査もザル(そもそもしていないかも?)で、修正してテストして修正してテストしての繰り返しでした。
私が担当したのはタブの遷移を増やすことでしたが、想定外の部分でタブが使われていたりしていたので修正が大変でした。
タブの記述の大部分を変更した人がいましたが、どこにタブがあるのか教えてくれたりいいのに放置されていたりしていたので、ここで大きなミスが発生したりしていました。
そして、大半の人がコロナの影響でリモートワークがスタートします。
私もリモートワーク組で、二週間に一度出勤か土日に出勤していました。
土日に出勤したら平日に代休を取れていましたので、まだいい方でした、
(代休日に出勤している人がいた)
さて、リモートワークになるとルールとか作られますよね。
ほとんど作られませんでした。
むしろ問題まみれで、メールは追いつかず見落とすことが多くなりました。
メールにも問題点がありまいした。
チーム自体には15人ぐらいいましたが、メールアドレスがリーダー専用用を除いて4つぐらいしかありませんでした。
もちろん誰宛なのかもちろんわかりません。開くまでわからないんです。
一つのアドレスを4〜5人で使っているので、誰から発信して誰に向けているのかさっぱりわからないのです。
結果、リモートワークを始めて2ヶ月目でタイトルに誰から誰宛かを書くとルールができました。
てか、普通はアドレス一人ひとつありますよね!?
この状況を会社に説明するのが面倒くさかったです。

停電事件

真夏にリモートワークをしていると、ゲリラ豪雨が発生してる時がありました。
ある日、関東でゲリラ豪雨がありました。
突然、リモートのサーバーから弾き出されたんです。
そう、関東にあるリモート用のサーバが停電したんです。
サーバーが停電!?
IT業界が停電なんてとんでもないですよね。
なぜ予備のサーバーないんだ?
と思いましたが、当時はその周辺全てで停電が起こっていたらしいので、仕方がなかったのかもしれません。
いや、対策しとけよ。
ちなみにリモートワーク中で2回起きました。
対策していなかった。
そんなこんなで案件終了へ近づきました。

そもそも本番トラブルを知らない

もうひとつ問題が起こります。
それは、出勤組しか本番トラブルが発生していることを知らないことを。
私は呑気に保守資料を作って、最終出勤日に出勤して退出しようとしていました。
なぜ、リモートワーク組にはトラブルを知らされていなかったのか。
それはメールのCC漏れでした。
ずっとCC漏れでメールをしていたのと、口頭でトラブルの内容を説明していたらしく、リモートワーク組には伝わらない状態でした。
そして、最終日に出勤したら現場は最悪な雰囲気。
1時間おきにシステム監視して修正。修正した内容をテストしてリリース。
これをずっとやっていたらしいです。
普通は退出日なんて、PCの中身を整理してデスクを綺麗にして挨拶して退出処理するだけなんです。
しかし、午後からずっとテストをしていてこれ定時で会社に帰れるのかな?となりました。
流石に退出処理があるので18時に退出しましたが、18時に帰社しますと言った瞬間には周りからは「えっ!?」と言われました。
大炎上後はどうなったか知りません。

これが案件ガチャでハズレを当てた時の話でした。
まぁまだマシなんです。これでも。(稼働時間が月200時間超えてる人もいました。)
SESになる際は案件ガチャに気をつけてください。

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