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北国「カレリア」の首都~ロシア・ペトロザヴォーツク編~

フィンランドと国境を接するロシア・カレリア共和国の首都ペトロザヴォーツク。ここはフィンランドと密接な関係にあり、ロシア語表記とフィンランド語表記の両方がされている場合もあって大変興味深い。町の雰囲気としてはロシアでありながら北欧的なところもあり、独特な空気感を醸成している。本来なら、木造建築群で有名なキジ島へ行くべきなのだが、短い滞在時間でフィンランド民族叙事詩『カレワラ』関連の調査を行いたかったため、今回は行くことが出来なかった。今後も研究していきたい地なので、キジ島はまた次回ということにしよう。アクセスとしては、サンクトペテルブルグから日帰りで来られるので北の空気を吸いたい方は是非とも訪れるべき場所である。

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駅の写真と、駅からレーニン通りの風景。

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ド派手なKFC、だがここでは昼食を取らずにカレリア料理のレストランへ。

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フィンランドでも人気の、カレリアンパイの本場の味を楽しめた。レストラン名はカレリスカヤ・ゴールニツァКарельская Горница。

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レーニン像。

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カレリアのスーパー。当たり前のことかもしれないが、北極圏近くの北国でもこうして普通の生活が営まれているということに、何故か感銘を受ける。

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ヨーロッパ第二の大きさを誇る淡水湖、オネガ湖の風景。北国らしい深い水の色を湛えるその姿にひとり感動。森と湖の国カレリアの魅力を映すオネガ湖でゆっくりした後は、カレリア美術館へ。

ここではフィンランド民族叙事詩『カレワラ』にまつわる作品や、カレリア地方の風景が描かれた作品が展示されている。

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カレリアの芸術家タマラ・ユファの描いた『カレワラ』の登場人物アイノの作品。

フィンランドの民族叙事詩が、ロシアでも絵画作品になっているのは何故だろうか。『カレワラ』がカレリア地方で採集されたことにその理由はあるだろうが、東フィンランドのカレリアとロシアのカレリア共和国というように、国境によって分断されているカレリア地方はどのような紐帯をなしているのか、そもそもカレリアとは何なのか。疑問はつきない。

#ロシア #ヨーロッパ #旅日記 #ペトロザヴォーツク #海外旅行

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