働くおじさん

キャリアに関する相談を受ける機会が増えた。OB訪問だったり転職を考えている友達だったり異動を狙う同僚だったり。人と会う機会も減ったのでウェルカムだ。

特に刺激的なのはOB訪問してくれる大学生だ。フラットな目線で色々と質問してくれるので新たな気付きが多い。

一番多い質問は「何で今の仕事を選んだんですか？」というもの。

私の答えは

「日本の技術を詰め込んだ製品を世界に届けて、人々の暮らしを便利にするという事にやりがいを感じたから」というもの。

（こういう時にメーカーの海外事業というのは非常に説明しやすいのでありがたい）

これは私が10数年前の就職活動でなんとなーくメーカーを志望していた理由そのままだ。そしてゆるいテンションのまま今でもそう思っている。

仕事をするにあたって今年はたくさんのビジネスモデルというものを考える必要があったので色々な業種のものを見たり調べたりしたが、メーカーというのは非常に単純明快で明朗なビジネスモデルで成り立つ職業だと思う。

いいモノを作ってお客様に売って、喜んでもらう。

なんで今の仕事を続けているのかっていうとこのビジネスモデルが健全でいいんだよなーとゆるく思っているからだと思う。

ゆるいついでに。仕事のやりがいって何ですかと聞かれた時に、半分ぐらい本気で美味しいお酒を飲む為ですと答えていた。（最近は洒落が効かなそうな方にはちゃんとした答えを用意している）

仕事を終えた達成感（結果の良し悪しはあまり関係ない）と一緒に飲むビールの味は人生の大半を仕事に捧げるに値すると今でも本気で思っている。

ただ今年は職種が変わり営業でなくなった事、職場での懇親会が出来なくなった事、地元を離れてしまった事などからお酒を飲む回数が例年の何十分の一になってしまった。

この前Creepy Nutsのラジオでライムスターの働くおじさんが流れていた。

働くおじさん　成し遂げた仕事をいま自画自賛
オレたちはやった！やった、やったんだ！
美酒に酔う時が来たーッ！
–ライムスター「働くおじさん」

ついでに恩師が

人生の悩み事の大半は美味しい料理とお酒と気の合う友達で解決する

と言ってたことも思い出した。

来年は居酒屋たくさん行きたいなぁ。