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脳に送り込む新しい風

長いこと、専業主婦をやっている。
息子も大学生になり、学校のPTAのような集まりに顔を出す必要性もなくなった。
ご近所さんとの付き合いは最低限で、顔を合わせたら挨拶をする程度。

昔の友だちとは今でも続いているけれど、グループLINEで盛り上がるのが年に2~3回程度で、実際に会えるのは数年に1度くらい。

趣味のピアノでアタマを使っているとは思う。
朝ドラや大河ドラマくらいなら見ている。
しかし朝ドラや大河ドラマは、どの作品であっても、ある意味「らしさ」あふれる展開になりがちなところがある。

こうなってくると、私の毎日は変化らしい変化がない。
これでいいのだろうか。
これでは私はあっという間に老化していくのではなかろうか。

積読はたくさんある。
老眼と戦いながら、どんどん消化していくことは可能だ。
しかしながら積読のどの本も、選んだのはしょせん自分である。
自分のもともとの興味に合うものしか積まれていないのだ。
変化にはやはり乏しい。

そんなことを思って、今年に入ってからは民放のドラマも時々見るようにしている。
それだって多くのドラマの中から、自分が「これ!」と思ったものを選ぶのだから、ものすごい大きな変化はないだろう。

それでもこれまで民放のテレビドラマをほとんど見てこなかった私には、かなり新鮮だ。

今期は小池栄子と仲野太賀の組み合わせにひかれて「新宿野戦病院」を見ている。
毎回面白い。

小説になっていたとしても、それなりに面白いんだろうが、小池栄子の顔芸(?)とか、映像ならではの面白さってものに気がついた。

今、私は民放ドラマという新しい風を、脳に送り込んでいる。

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