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絵本の翻訳シート貼り

ご縁があって、ラオスの子どもたちのためのボランティアに参加しました。

日本の絵本に、ラオス語の翻訳シートを切り抜いて貼り付ける、という作業です。

ラオスの学校では進級試験に合格しないといけないのですが、その試験に落ちて留年する子も少なくないようです。

その原因のひとつとして、子どもたちのための本が不足していることがあげられるのだとか。

文字を読み書きできるようにならなければ、進級試験に合格するのは至難の技ですよね。

ラオス語の翻訳シートを張り付けた日本の絵本は、集められたあとラオスの学校や地域の施設に届けられるそうです。

ラオス語の下に、日本語が少し透けて見えてるのが分かりますか。

みんな一度は読んだ絵本「おおきなかぶ」です。

翻訳シートを貼る前に、高校生の息子が「あ!これどんな話だっけ?」と言って読み始めました。

ページをめくるごとに息子の顔は少しずつ変化していって、犬やら猫やら出てくるとニヤリ。

でも読み終えると澄まし顔に戻って「ふーん」なんて言ってました。

絵本を読む息子の顔を正面から見たことってあんまりなかったけど、きっとさまざまな顔をしてたんだろうな、昔も。

読み聞かせしてた頃は、膝の上に座らせるか、隣に座るかしてたんです。
(一対一の読み聞かせはたいていそうですよね)

さて翻訳シートを貼ってるところをのぞいた息子が言いました。

息子「ねえ、ラオス語ってなんかさあ…」
私「可愛いよね!」
息子「だよね!」

翻訳シートを手にしたときからずっと思ってたのです。

ラオス語、可愛い。

なんだかラオスという国にも興味がわいてきました。

そういえば少し前にラオス産のコーヒー飲んだっけ。
あれ、けっこう美味しかったんだよな。
また飲みたいな。


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