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【読書】今年ハマった漫画5選・2022

今年ハマったマンガはこちらの5作品。
それ以外に読んだものは、だいたい連載が長く続いていて、定番化してるものだったりする。

葬送のフリーレンは、なぜかずーっと「自分の好みじゃない」と思い込んでたんだよね。
読んでみてあまりにも面白くて驚いた。思わず大人買いしちゃった。

じゃのめのめ1 森本梢子 集英社マーガレットコミックス


コミック雑誌は読まないので、新刊の案内を見て初めて作品を認識した。本屋で平積みになってるのを見て「あ!これは面白いやつだ。好みに合うはず」とピンときた。

最近ちょっとラノベに多かったような気のする妖怪もの。妖怪を退治していくらしい。

森本梢子の作品は前作の「アシガール」で知った。
現代の女子高生が戦国時代にタイムトリップして、足軽よろしく活躍した上に若殿とお近づきになって…というもの。

アシガール、面白かったんだよね。だから新作の「じゃのめのめ」も手に取ってみたら、面白そうな予感が大当たり。
出たばかりだけど、早くも次巻が楽しみ。


SPY&FAMILY1~10 遠藤達哉 集英社ジャンプコミックス


アニメが大人気みたいだから説明する必要なさそう。

私はアニメは見てないので、どちらがどう…という比較はできない。
登場人物それぞれに(あたりまえだけど)過去があり、今があり。
それは大人も子供も一緒。

あまり作中で描かれない、学校の先生や友人たちの私生活についても気になるな~。

アニメ版の「ミックスナッツ」という曲が、このSPY&FAMILYの世界観をとてつもなく正確に描き出してると思う。

まだ聴いたことない方はぜひ、その「歌詞」を味わってほしい。

葬送のフリーレン1~9 山田鐘人/アベツカサ 小学館少年サンデーコミックス


発想が面白いよね。勇者一行の大冒険が終わってるからこそ始まる、この「葬送」のストーリー。

でも正直、勇者一行のストーリーだったら興味を持たなかったな。よくあるRPGっぽいやつね、と思って終わる。

勇者はもう亡くなってしまったけど、一緒に冒険した仲間も年老いたけど、でもまだまだ若い(?)エルフが主人公。

そりゃそうだよね。寿命が違うもんね。
どうしてこれまでそこに気づかなかったんだろ。作者すごいな。

作者すごいといえば、時々挟み込まれる独特なテンポ感も面白い。
アニメ化したらそこのあたりどうなるのかな。
マンガだからこそのような気がするんだけど。

ちなみに来年、アニメ化するらしい。ちょっと心配。

島さん1~3 川野ようぶんどう 双葉社アクションコミックス


島さんはおじいさん。
知らない人からは「ただのおじいさん」としか思われないけど、ある種プロのコンビニ店員。

そのプロのコンビニ店員である島さんが巻き起こす、痛快アクションとかじゃないから!!
そうじゃなくて、勤務中のコンビニで巻き起こる小さな嵐に巻き込まれる島さんの日常…って感じかな。

島さんはあちこちのコンビニから呼ばれて助っ人として入ることも多いので、ひとつのコンビニで山ほど事件が発生するわけではない。

そこが私としては納得出来てホッとするところ。
いくら不特定多数がいっぱい訪れるコンビニとはいえ、毎日のように事件があってたまるかい!

しなのんちのいくる 仲曽良ハミ KADOKAWA


この作品、実はnoteで知った。
面白くてフォローして読んでたら、いつのまにか書籍化されてた。
驚いたけど、なんだか嬉しかった。

昭和世代には懐かしくてクスッと笑えるようなストーリー。

昭和を知らない世代にはどう映るのかな。

ちなみにうちの高校生男子は読み終わると「これ、続きは?」と聞いてきた。気に入ったらしい。

「出たばかりだから、それだけ」と言うと「いやぁ~、これ絶対続き出るやつでしょ!」とうなずいていた。
うんうん。私もそう思う。

お姉ちゃんが主人公の話もシリーズで欲しいな。


というわけで5作品。
来年はどんな作品に会えるかな。

ちなみに「服を着るならこんなふうに」も面白かった。


服をおしゃれに着る簡単なルールを教えてくれて、かつマンガとしてのストーリーもちゃんと成り立ってる。

読んだ後、街で見かける「おしゃれな人」と「普通の人」との違いがマンガで得た知識に沿っていて、ほんとに驚いた。
思わず家族で読んじゃった。


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