ハガキ一枚で町が潤う可能性。
ここ数年、ふるさと納税をしている。
もちろん(?)返礼品が楽しみなのだ。
基本的に果物を選ぶことにしている。
不知火(デコポン)。
温州みかん。
いちご。
幸水(梨)。
シャインマスカット(ぶどう)。
特に幸水は私の大好物。
夏は幸水。8月は幸水。とにかく幸水。
一番好きな食べ物は幸水。
ちなみに死ぬときは夏の終わりにしたい。
たらふく幸水を食べてからあの世に出発したい。
でも次にぶどうの季節が始まるから思いきれないかなぁ。
そうしているうちに柿がきて、やがてみかんの季節が始まる。
それだったら不知火(デコポン)を食べないと死ねないでしょ。
でも待って。
そうすると間もなくいちごの季節になっちゃって。
ということは、死ぬタイミングは春か。
願わくば、花のもとにて春死なん。
うん。なんかカッコよく決まったかも。
でもせっかくいちごの季節まで頑張ったんだから、次も食べたいじゃないの。
さくらんぼ。桃。メロン。
おわわ。
あっというまに幸水の季節に戻ってた!
これじゃ死ぬヒマがない。
果物が食べたすぎて、永遠に生きることになりそう…。
あ。本題からそれまくりだ。
ふるさと納税の話をしようとしていたのに。
先日、和歌山県の湯浅町から残暑見舞いのハガキをもらった。
毎年ふるさと納税で寄付している自治体だ。
改修した湯浅駅の写真が載っている。
レトロでおしゃれな感じがする素敵な駅舎だ。
「寄付金をこのように活用させていただきました」と、具体例をあげて知らせてくれ、写真まで見せてくれる。
ここまでしてくれる自治体は(私にとっては)珍しくて、ちょっと感動してしまった。
湯浅町がどんなところか実はあまり知らないのだけど、可能ならいつか旅行に行ってみたい。
駅舎その他を見てみたいじゃないか。
ということは、ふるさと納税以外でも湯浅町の経済を潤すことになるのか!
残暑見舞いをもらった瞬間は、ハガキ代や印刷代もバカにならないだろうに…と思ってしまった。
しかし湯浅町はその先を見越していたらしい。
賢い!戦略家!
もちろんめちゃくちゃ褒めてるつもり。
実際に旅行に行けるかは分からないけれど、写真付きのハガキで寄付金の用途をしっかり知らせてくれたのが嬉しかったので、今後も寄付する。
たかがハガキ一枚。されどハガキ一枚。
お礼状って大事なんだな…と、身をもって知らされることになった。
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