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10ヶ月で10kg落とすのに役立ったモノたち 〜 アイテム課金は良いぞ


社会人1年目、とにかくまっとうな生活を取り戻すことに力を注いでいた。体重の減量が課題だが、クソ真面目に筋トレしても続かないことは目に見えている。そこで、どうにか継続できる方法はないか思案した。

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いつぞやの3Dスキャン画像。腹がヤバい。

とった手段は、とにかくツールやシステムに頼りまくること。所詮引きこもり体質の人間なので、エンタメの力を借りて楽しみながらでないと何もできない。幸いなことに、現代には素敵なアイテムが溢れている。多少の課金はあれど、その後の自己肯定感に比べれば安いものだ。

10ヶ月前に92kgあった体重は、なんとか82kgまで落とせた。「10ヶ月で10kg減」をどう見るかの判断は委ねるが、意識が低くても着実に進める方法として参考にしてなればと思う。


Fit Boxing(ゲーム)

まきのさんの記事を見て購入を決意。今ではすっかり生活の一部になった。夏ごろに始めたときは熱いししんどいし腹筋千切れるかと思ったけど、今ではやらないと気持ち悪いくらいのルーティンになった。

家に帰ってから40分コースだと長い気がしたので、今は負荷MAXで30分コースにいそしんでいる。内容を大体覚えてからは、サブモニターで別の動画も流せるようになった。良い時間の使い方っぷりが半端ではない。


Ring Fit Adventure(ゲーム)

言わずと知れた筋肉トレーニングゲーム。在庫切れが続いているようですが、任天堂の公式サイトでたまに販売されているのでそこでゲットできた。

言われた通りに体を動かすだけでゲームが進み、30分もやれば体はバキバキに。画面の変化や敵との戦いが導入されるだけで、単調な筋トレがエンターテイメントになるとは!ゲームというフォーマットの強さを思い知った。

週に5回ほど30分ずつ、最後の3日は1時間半越えの追い込みをかけ、およそ70日でシナリオをクリア。ラスボスを倒した時の感慨、自分の成長の実感ぷりったらすごい。このフォーマットでゼルダとかやりたいです。切に!


ORPHE TRACK(スマートフットウェア)

ランニングがしたいと思っていた。だけどどんな靴を買えばよいのか迷っていた折、Facebookで先行販売の告知を見つける。気づいたときには発注ボタンを押していた。

夜遅くに光る靴を履き、Bluetoothイヤホンをつけて走り出す。タイミングよくPerfumeが流れるなか、足元の光がガラスに反射し、まるでPVの中にいるような気分になって最高だった。

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ランナー向けのシューズなので、僕みたいなペーペーはお門違いかと思っていたのだが、ユーザー向けのコミュニティやイベントが手厚く迎えてくれた。無料でコーチングを受けることができ、初めて使う筋肉をいじめられて泣きそうになりながらも、かなりモチベーションが高まった。いまも週に1~2回、30分弱かけて家の周りをゆるりと走っている。

走ることが楽しくなるのに加え、アプリにランニングの記録が残るのも良い。ペースが上がっていたり、着地が上手くなったりと成長を実感できるほか、サボっているとそれも分かる。怠慢には数値を見せることが有効だ。


BOSE SoundSport (無線イヤホン)

無線イヤホンとか絶対なくすし無理!と思っていた。iPhoneの買い替えを機にAirPodsを買おうとしたら品切れで、代わりにこちらを購入。スポーツなんてする気はさらさらなかったけど、買ってみるとまあこの素晴らしいこと。今までの紐に煩わされていた時間は何だったのかと思うばかり。ランニング中には欠かさず使い、音楽によるモチベーションアップに大貢献している。

プロダクトとしてめっちゃかっちょ良いんだよね。ケースの形やイヤホンの収まり、パチッと閉じる気持ち良さ。耳の穴にグッと押し込んでぐるっと回す装着感も楽しい。ノイズキャンセリングがないのが悔やまれるけど、しばらくはまだまだ使いそう。


かむおやつ ごま付きいりこ(小魚パック)

結局のところ、デブは食べたいという誘惑に耐えられない。コンビニのスイーツ、牛丼屋の看板、自動販売機。視覚の刺激に応じていとも簡単に食欲を満たそうとする。たとえお腹がそんなに減っていなくても、だ。

初期衝動のような食欲のパルスを抑えることが重要だと考え、簡単に口に含めるものを求めて「いりこ」にたどり着いた。ガムは好きじゃない(スースーするし、食べられないから)し、グミやハイチュウは甘いし爆速で食べ終わってしまう。そこで、美味しく・噛み応えがあり・手軽に摂取できるいりこが見出された。

25袋で810円、すなわち一袋30円ちょい。鞄の小さなポケットに忍ばせるサイズで、その気になればどこでも口に放り込める。財布を取り出す前にいりこを口に含めれば、食欲への道はハタと閉ざされる。スゴイ!


Snaq.me(おやつサブスクリプション)

買いきりではなくサブスクリプションですが。月に2回、いい感じのお菓子の詰め合わせが届くサービス。半月で8種類届くので、平日のうち4日オフィスに持っていって食べていた。

単価換算すると1パックあたり250円くらいで、コンビニスナックと比べても高価ではある。だけど、その分しっかり作られているし、ちゃんと味わって食べようという気になる。お菓子ではなく「おやつという時間」を提供しているというメッセージが素敵だ。。

好みに合わせたおやつが選べるのも良いポイント。ドライフルーツやシフォンケーキはなかなか食べられないし、しっかり味わえる美味しさ。ナッツ類は噛み応えがあり小腹も満たせるが、たまに「海藻とナッツとフルーツ」みたいな攻めすぎパックが届くのでビックリする。


(おまけ)銭湯&サウナ

都内に引っ越して激狭の風呂になってから、週1〜2回銭湯に行くようになった。銭湯自体の良さは山ほど語られているので良いとして、サウナまで含むと入る前後で体重が数百gは変わるんですよね。一時的なものであることは理解しているけど、現状確認とモチベーションアップには役立った。

それに加え、当たり前に男の人たちの裸を見るので、筋肉の仕上がり具合やらたるんでしまったお腹やらが目に入り、精神的なブーストにも効果があったように思う。最近なかなか行けていないのは言うまでもない。


フィクションを見てモチベーションをあげろ!

他にやったことは、
・昼食はできるだけ弁当を作る
・夜20時以降はなるべく夕飯を食べない
・プロテインは美味しいものとして飲む
など。飲み会やたまの外食は控えなかったので、もっと徹底すればいい数値は出たのだろうけど、我慢してまで痩せたくはなかったのでこれでOK。

最後にダイエットのモチベーションをあげてくれた映像をまとめておきます。自分で強い意志なんて持てないので、Fit Boxingをしながらドラマを見て脳みそを騙していけば良いのだ。

「きのう何食べた?」は自炊シーンが多く、外食以外の楽しみを魅力的に見せてくれる。「食べ過ぎだぞ!」「ヒゲクマ系はまだ早いだろ」と語る西島秀俊を心の中に飼うこともオススメだ。

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Amazon Prime Videoなどで視聴可能な「The Boys」「営利全振りのヒーロー VS 巻き添えを食らった一般人」という構図で進むダークなアメコミ。話の面白さもさることながら、ヒーローたちのマッチョっぷりに刺激を受ける。ホームランダーみたいな筋肉になりたい。

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「バチェラー・ジャパン」も見てしまった。筋トレの目的に「モテたい」が含まれないはずがないので(偏見)、その極地にいるイケメンを眺めるのは正しい行為のはず。ファンタジー分多めだが、いろいろ妄想を膨らませながら眺めるには最適だ。僕の推しメンはいずれも銅メダル止まりでした。

アニメなら「ダンベル何キロ持てる?」。オープニングとエンディングの曲を聴くだけでも十分すぎる価値があります。


それではみなさん、良き減量生活を!

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