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週報11|兎にも角にも確定申告 / めっちゃラボにいた / 盗人的視点

2023年分の確定申告を無事に終えた。無事というのは人によってレベル差があるだろうが、最終日まであたふたしなかっただけ成長しているのだ僕は。原稿仕事以外に工房の運営を始めた去年、日々の売り上げや固定資産などの勘定が大幅に増加し、おぉ、なんだか商売をしているぞという実感が湧く。良くも悪くも生存戦略を見つめ直さざるを得ない機会だ。一週空いたけどその辺の話をPodcastで収録した。

カレンダーを振り返ると7日中5日もラボにいたようだ。もちろん朝から晩までというわけではないが、流れで決まった映画のエキストラ出演、制作の相談をする、制作の相談を受ける、ノリで購入したXTOOLのスクリーンプリント装置との格闘、レーザーカッター利用、イベントの記念品制作、補助金の探索、エトセトラエトセトラ。4月は原稿仕事に若干余裕ができそうなのだが、無理に埋めずにそのままにしてみても良いのかもしれない。

今年の1月に実施したワークショップの記事を公開した。超楽しかったな。イベントを記録することは大いに意味があると思うけど、やっぱりその瞬間の興奮には敵わない。超主体的な感想や分野横断的な解析等は別として、レポートはあくまで副次的なものと心得たい。時を同じくして、大学でお世話になった先生が12年ほど前に京島に訪れていたことが判明。辿り着くべくして辿り着いた街だな本当に。

土日は午後から工房を空けているのだが、行きたいイベントも多い。頑張って早起きするとなんとかなるもので、四つ木で家賃4.3万円の廃墟を開いている場所と、TBSラジオ脳盗のイベントへとそれぞれ行くことができた。俺の自転車が唸る。でも近所の花屋でやってたイベントは行きそびれてしまった、俺にもう少し布団からの脱出力があったならば。

音を立てなければ好きにアイテムを盗んで良い、そんな脳盗の企画は絶対体験した方がいいやつだと思ったのだが、実際足を運んでよかった。人間、やろうと思えば2日間限定でディズニーランドが作れるのかと心底震えた。待機列の中には親子連れもおり将来が明るく、列の狭間からハリー・ポッターの劇を見に行く友人夫妻も見えたが、此岸と彼岸の差にやられないよう、黙々とPodcastの編集に打ち込んだ。さみしくなんかない。

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