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週報

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1週間の混在
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2024年1月の記事一覧

週報04|クミンとすき焼き / 健やかなのに物足りない / 玉ねぎのこころ

240122ー240128 毎週某曜日は休みにする宣言をしていたが、久々の依頼が嬉しくて予定を入れた。そのこと自体は後悔してないが、半休みたいな概念はあまりうまく作用しないようだ。平日も週末の工房も幸いにして忙しく、土曜の夜おそくまで店でお酒を飲んでいたら内省する感じになってしまった。遅くとも日が変わる頃には家に帰る暮らしを心がけよう。 丸ごとの休日、午後に目覚めた時点で悔しさが漂う。やっちまった感を噛み締めつつ、とはいえ映画を見に行くために予約を入れ、意外と席がギリギリ

週報03|テクニカル街歩き / 忙しさに戸惑う / 矜持と断捨離

240115ー240121 京島共同凸工所で1日がかりのワークショップを実施した。去年も数時間単位の企画は行ったが、10人の参加者と半日かけて街を練り歩き、ラボの環境もうまく使って、楽しい時間を過ごせたのではないかと思う。そういえば、前職や大学院生時代にも、街歩きのようなイベントをしていたな。IoT機器を身につけて文字が読めるか確かめたり、避難訓練を歩数と一緒に実験したり。技術と散歩の組み合わせが好きなのかもしれない。 年明けからラボが賑やかだ。どの営業日も予約や飛び入り

週報02|大掃除の余韻 / ペンが持てない日 / 朝から晩まで生活だけがある

240108ー240114 週の初めに、1週間の予定をScrapboxに書き出している。原稿の締め切りや取材、ワークショップや資料準備などマストなものから並び、仕込みを進めた方がいいもの、ただただ楽しい予定へと続いていく。まだ本格的に世の中が動き出していないせいか、仕事的にはほどほどで、むしろリストにない余暇の楽しみが膨大だった。ようやく冬休みだったのかもしれない。 年末年始に大掃除をしたので、それをキープしたいという気持ちが働いている。いつでも人が来ていいように、いや別

週報01|路上の擬似家族 / 途中でやめるをやめない / 暗渠のような時間の流れ

240101ー240107 2024年が始まった。急いで対応する案件は少なく、凸工所も初週はクローズにしたので、久々に丸ごと一週間ほどのゆったりした時間が取れた。 大晦日は紅白のけん玉を見届け、風呂に入ってから近所の集まりへ。道路が拡幅されるまでの間、地主さんの許可を得てひらかれているアトリエで、近所の建物から出た廃材だけでアジトのような空間が出来上がっている。23:30ぐらいから人が増え、みんなでゆく年くる年を見ながら年を越した。長野から運ばれてきた陶芸用の窯に火が灯っ