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使える!?今年の夏に効くBGM

以前、自分の整体院では、クライアントの症状に合わせたBGMを選びそのCDをかけながら施術を行うというたぶんかなり変わったサービスをしていた。今では1人ひとりに合わせ音楽を選べるほどの時間もなくて残念なのだけど、、

今年も夏は猛暑になるという事なので今日は夏用に選んでおいたBGMについて紹介してみようと思う。

最近ずっと季節の曲選びに掛かりきり(ヒマ?)で、お陰様で夏に合う柔らかでかつ綺麗な高音域が特徴の音楽を沢山発掘できたしそんなこんなで自分の施術にも身が入るってもんです!

1、Cal Djader sounds out Burt Bacharach

1950年代からラテンジャズ界隈の有名人だったヴィブラフォン奏者のカル・ジェイダーが当時のアメリカンポップス作曲家の重鎮、バートバカラックの作品を軽やかにグルーヴアレンジさせて、ヴィブラフォンで自由に歌いまくってる作品。どことなく哀愁のあるバカラックのメロディがラテンアレンジされるとカラッと乾いた空気の青空の様。1968年作品

2、Quarteto em Cy/ANTOLOGIA DO SAMBA CANÇÃO

ブラジルの4姉妹で結成、のちに男声コーラスも加えてよりアップデートしていったコーラス・グループ。ボサノヴァやブラジリアンポップスのメロディを分厚いハモりを効かせアレンジしてちょっと神々しいほどの世界を展開している。教会ゴスペルやクラシック合唱の雰囲気とはまたひと味違う、明るくも切ないハーモニー。最近知った中ではダントツ!1975年作品

3、セキトオ・シゲオ/華麗なるエレクトーン-ザ・ワード
エレクトーン奏者の関藤繁生さんがジャズ、ロック、ラテンの曲を内蔵のチープなリズムマシーンに載せてエレクトーンの懐かしい響きをジャジーに弾き奏でる作品。自身の傑作オリジナル曲、ザ・ワードIIは近年インディーロック歌手のマック・デマルコにカヴァーされ日の目を見た。1975年作品

4、Kevin Ayers/Songs for Insane times
イギリスで1960年代からソフトマシーンというジャズロックバンドのフロントマンとして活躍した後、イビザ島に移住してソロアルバムをコンスタントに発表してきた歌手。世界のあちこちを旅してきた彼らしく、このベストアルバムではジャズ、ゴスペル、レゲエ、パンクなどさまざまな音楽を自分なりに消化して、穏やかでいてエモーショナルに揺さぶってくる名曲の数々が聴ける。1969〜1980年作品集。

5、Arto Lindsay/Prize
1980年代に起こったニューウェイブムーブメントに先駆け、全ての既存の音楽を破壊するかのような「No New York」というオムニバスアルバムでデビューした後、だんだんと自らの出自であるブラジル音楽に傾倒していきこのアルバムでは柔らかなボサノヴァと硬質なノイズをかけ合わせる実験的な試みが大成功している。1999年作品

以前に書いていたBGMについてのブログ読んでる音楽好きの友人やクライアントさん、諸々から、「俺のオススメ曲がピッタシだから整体院BGMにしてみろって!絶対ウケるって!」などとたまに言って頂くことがあり、感謝です。

どんな店の立地やどんなお客さんが来ているのか、一番知っているのはたぶん僕だと思っていますので現状僕が独断で決めるのがベストだと信じてやっとります。色んな音楽教えてもらいつつ楽しく選曲していきます。

BGMと整体の関係といえば、トマティスさんという耳鼻咽喉科博士の、音楽療法についての「脊椎~周波数理論」が有名でそれにも触れたかったのですがまたの機会に!ありがとうございます♪