鍼灸師として働きたい理由


結論から言うと、

未病治(病気になる前の軽度な症状の段階で改善し、未然に病気を予防)の考えの浸透と、それに対する選択肢としての鍼灸の認知の拡大。また、症状にあたる不定愁訴を改善することにより、その方の公私が共に充実して幸せになるお手伝いと、その方の周り[恋人、家族(ペット含む)、友人etc]にも同じく充実と幸せを与える事。

じゃあなんでここに至ったのか。
ここからは自分の深掘り。
自分が自分の事をより理解するために書き出していこうかな。

まず未病治の考えを浸透させたい実践したいっていうのは、実家で飼ってたワンコの影響が大きいんかなと。


簡単になぞっていくと、
ある日腹水が溜まる。原因は不明。

当然投薬開始。

当初は余命3ヶ月と言われる。

原因が分からないので完治は見込めず。
でも獣医さんもめっちゃくちゃ親身になって考えられる病気を想定して薬選んでくれて(漢方薬が多かった!!)、そのおかげもあって割と元気になったりしてたけど、結局今年の秋口くらいに亡くなっちゃいました。

(これがその子。めちゃくちゃ甘えたさん。可愛い。)

それでも余命3ヶ月から投薬開始して2年近く頑張って生きてくれてた。(数行で思い出して泣きそう。笑)

そう、生きてくれてたんやけど、
ずっともやもやを感じてたのも事実で、

根治は無いのに薬が手離せない状況。

やっぱり徐々に症状も酷くなるし
弱っていくのが目に見えてて。

これって幸せなんかな?
こうなる前に何かしてあげれる事は無かったんかなって。

で、そこから思い至ったのが未病治の考え。

人に置き換えても、何も無い時は割と無茶も効くから不摂生やストレス感じながらでも生活して生きていけるけど、絶対肉体的にも精神的にもダメージが蓄積されてる。


で、ある日突然訪れたように病気にかかる。様に感じる。←ここ大事!!!


でも実際は兆候(症状)があったはずで、それを気付かずもしくは気付かないふりをしていた結果が、見える形として出てきたんじゃないかな。
その気付かないくらいの、もしくは気付かないふりをしていた兆候(症状)こそが未病の状態で、そこで何らかの処置をしておけば、何も出てこないかもしれないし、もし形として出てきても、軽減されたものになるんじゃないかなって。だからみんな未病治の考え知っておいてよ、実践しようよって思うわけです。
で、鍼灸はその兆候(症状)に対応可能ですよって広げていきたいと思うんです。
鍼灸って良いものやと思うから。
でも一方的なごり押しにはならない様に。
(鍼灸無限大で聞いた話を心に留めて。)


ただでも、見せていきたいとは思うけど、正直、必ずしも鍼灸じゃなくても良いかなとも思ってて。
対象の方に最もマッチするのであれば薬膳でも漢方でもヨガでもピラティスでも良くて、絶対に鍼灸じゃないと!なんて事は無いかなと。
もちろん自分で出来る限りのことは提供出来る様にはしときたいけども。
根本にあるのは未病治で、選択肢を提示してあげれて、その上で選んでもらえれば良いかなって。更には自分で全て提供するのは難しいから、上手いこと合ったところ紹介したりとか出来たら良いな〜って思ったり、しなかったり。らじぱんだり。
(いきなりちょけてみる。これ誰のネタやろ?笑知らんけど使うっていう笑)

まとめると、
1、症状やストレスからの解放

2、症状が出る前に防ごうよ
      未病治ってのがあるよ
(1、2はどっちが先でもいいかな。)

3、心身共に健康、公私共に充実

4、笑顔が増えて人生も楽しく幸せ

5、笑顔が増えれば自然と周りも笑顔になる

6、みんな幸せやん!!
これが凄く簡単に描く理想のストーリー


改めて書いてみたけど、誰もが思ってることなんやろうなと思います。はい。
別に特別なこと思ってるわけでは無いです。

あとは、自分の場合はアスレティックトレーナーっていう割と難しいって言われてる資格もほんっまに運良く取れて、取れてしまったが故に、それを使ってスポーツ系で働かないとなあって思ってしまってた所があって。でも、その考えを一旦捨ててみたら案外すんなり自分の納得出来る答えに辿り着いたなって感じてます。
なんかしらで立ち往生してる人は、一旦全てをフラットに考えてみるの、ちょっとだけおススメかも。笑


ここまで読んで下さった方、
ありがとうございます。
思ってたより長ったらしくなってしまったけど、
もう少しだけお付き合い頂ければなと思います。



目指す先は未病治の浸透です。上で書いた通り。

実はこの想いにはまだ先があって、それは、

人だけじゃなく、動物(犬猫などペット)にも未病治を広げていく。それによって、うちの子みたいな子を少しでも減らすことに繋がればなと思います。


これには専門知識もいるし、法律的なところも関わってきたりで、今すぐ出来る事では無いけど、もう一段階上の理想として描いてます。


鍼灸施術するのはそれこそ法律違反なので、そこでアプローチしていけるのは薬膳かなって思ってて、絶賛薬膳勉強中です。


人みたいに喋ってくれる訳じゃないし、所見が正確に取れる訳でもないし、何より正解が分からへんから余計に難しいけど、出来ることやっていくしかないよなって思います。


一時はペットに対する想いが強くて、道に迷って周りに迷惑かけた事もあったけど、一応折り合いがついた納得して歩ける道が見つかったかなと。


とまあこんな感じで、
自分の鍼灸師として働きたい理由
文章化してみました。


最後までお読みいただいた方、

ありがとうございました。


自分はこんな事考えてます。
でもまだまだ足りない事だらけです。
吸収出来ることどんどん吸収します。
先を行く先生方、みんな師匠です。
勝手にお願いします、
これからも浅野峻吾をよろしくお願い申し上げます。

終わり。



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