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#アニメ

『装甲騎兵ボトムズ チャイルド 神の子篇』 作者: 高橋良輔

超長生きロボットアニメ『装甲騎兵ボトムズ』。 時系列的な最新作OVA『幻影篇』の続きはどうす…

浅野 智
1年前
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『どろろ』 作者: 手塚治虫

まだ『ゲゲゲの鬼太郎』が、『墓場の鬼太郎』というタイトルだった頃、その水木しげるの漫画に…

浅野 智
1年前
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『W3(ワンダースリー)』 作者: 手塚治虫

手塚治虫率いる虫プロダクション制作のテレビアニメ作品であり、同時進行で少年誌に連載された…

浅野 智
1年前
4

『おそ松くん』 作者:赤塚不二夫

「面白い奴がいるんだよ」 そう言って、タモリを世の中に押し出したのは、これでいいのだ赤塚…

浅野 智
1年前
6

『装甲騎兵ボトムズ equal ガネシス』 作者: 高橋良輔

『装甲騎兵ボトムズ』を冠にしているが、御本家とは殆ど関係無いのが本作。同じくしているのは…

浅野 智
1年前
2

『モザイカ』 作者:高橋良輔(著), 塩山紀生(イラスト)

あ、『太陽の牙ダグラム』や『装甲騎兵ボトムズ』などのアニメ作品の高橋良輔監督が書いた小説…

浅野 智
1年前
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『風の谷のナウシカ』 作者:宮崎駿

本書は、アニメ作家 宮崎駿による漫画作品である。アニメ雑誌の草分け的存在である月刊誌アニメージュに連載していたものだ。 連載開始当時、宮崎駿はアニメ界からほぼ干され状態にあった。その理由は、初監督長編映画作品であった『ルパン三世 カリオストロの城』の興行が全く振るわないどころか、コケにコケたからだ。 「こんなヤツに仕事を廻せられるものか」 と、評価を下されてしまっていたのだ。 その様な状態にあったとは、中学生時代にリアルタイムで『カリ城』を観た私に分かる筈もない。というか、当

『機甲猟兵メロウリンク』 作者:高橋 良輔

本作品は、テレビアニメ『装甲騎兵ボトムズ』の外伝として、世界観と時間軸を同じくして制作さ…

浅野 智
2年前
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『装甲騎兵ボトムズ 孤影再び』 作者:高橋良輔

「例外のあるところに尊厳はない」 32年の眠りからの覚醒。しかしそれは、新たな戦いと、愛す…

浅野 智
2年前
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『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』 作者:吉川惣司

「そして祈った。自分にも、長い眠りを与えて欲しい、と」 2007年から2008年に掛けて全12話の…

浅野 智
2年前
1

『装甲騎兵ボトムズ ザ・ファーストレッドショルダー』 作者:吉川惣司

「そうだ。俺の過去をズタズタにしたのは、あいつだった」 放送終了後に制作されたOVAの三作…

浅野 智
2年前
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『装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー』 作者:吉川惣司

「あのとき俺は、生まれて初めて心から願った。生き続けたいと」 本書の著者である吉川惣司は…

浅野 智
2年前
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『装甲騎兵ボトムズ IV クエント編』 作者:高橋良輔

終戦間際の作戦で、キリコ・キュービーがフィアナと遭遇したあの直後から、絶えず彼を追い、監…

浅野 智
2年前
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『装甲騎兵ボトムズ III サンサ編』 作者:高橋良輔

「どこだ・・・・・・ここは」 追い求めたフィアナをその手にし、キリコ・キュービーは神聖クメン王国の崩壊時、大気圏脱出用小型機で炎熱の古都から脱出した筈だった。 しかし、漆黒の宇宙に飛び込んだとき、行く手に現れた巨大な光の塊に脱出機ごと二人は取り込まれた。 目を覚ませば、そこは宇宙戦艦の腹の内だった。 どこをどう巡っても、艦内には人の気配はない。キリコとフィアナの二人っきり。 コントロールも効かない。艦はどこへとも知れず二人を乗せて宇宙の闇をただ行く。 「私たちをどこへ連れて行