『資本市場とリスク管理』 作者: 藤井健司
本書では、金融・資本市場の成り立ち、金融仲介機能や、ドライバーであるデリバリティブ取引、証券化市場などを詳細に解説する。
一方で、リスク管理にも注視し、リスク管理標準としてのVaR(バリュー・アット・リスク)、バーゼル規制、ストレステストといった、それぞれの手法に於ける利点と共に、各々の限界についても解説している。
更には、21世紀に入ってから新たにクローズアップされたリスクとして、地球温暖化、脱炭素社会に向けた取り組みを取り上げ、これに対する金融・資本市場の役割についてにも