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「朝森教育データバンク」とは?(4年ぶり2回目の自己紹介)

note「朝森教育データバンク」は、学校教育を冷静に議論できる社会づくりを目指し、朝森久弥が2020年から記事の公開を始めました。

この4年間で公開した代表的な記事シリーズには、進学校を切り口に日本の教育環境の地域性を分析した『進学校Map』があります。

ほかにも日本の学校教育業界を中心に、多くの人がぼんやり疑問に思っているけれど、年代や地域、立場がバラバラで共通認識がない事柄を分かりやすく解説する記事を日々執筆しています。日本の学校に通っている人やその保護者、教育業界の方々などに多く読んでいただいているようです。いつもありがとうございます!

朝森久弥は何者か

朝森久弥は、日本在住の学びクリエイターです。学校教育評論すなわち"学ぶ場の分析"だけでなく、ゲームや本などを作る"学ぶ場の創造"もしています。詳しくは朝森久弥の公式サイト「CURIOSIST」をご覧ください。

なお、「朝森久弥」はペンネームです(本名は非公開)。

昭和時代の末期に某田舎県で生まれた私は、学び(世間の人が言うところの「勉強」)が好きな子として育ちました。地元の公立小・中学校を卒業し、公立の進学校とよばれる高校を経て、現役で地方にある国立大学の理学部化学科に進学しました。

自分の好きに学んで生きていく人生に憧れた私は、大学卒業後、大学教員を目指して東京にある国立大学の大学院に進学しました。この大学で私立中高一貫校出身の学生と数多く出会い、興味本位で彼らの出身校について調べてみると、彼らが私とはかなり異なる教育環境に置かれてきたことを知りました。教育環境の違いはもちろんのこと、サピックスや鉄緑会の存在など、上京しなければ意識することはなかったでしょう。

私は非大卒の両親のもとに生まれて、塾も予備校も家庭教師も通信教育も使わず、学校だけを頼りに情報をかき集め、給付奨学金を得て大学院まで進学しましたが、どうもこれが日本社会の当たり前ではなかったようです。同じ国の中でも、どこで、どのような境遇に生まれ育ったかで教育環境が大きく異なるのではないかと考えた私は、大学院の同窓生の母校、すなわち進学校を中心に詳しく調査を始めました。これがのちの『進学校Map』につながります。

大学院で認知科学の研究をしながらも教育事情の調査分析にのめり込んだ私は、修士号と教員免許(高校理科専修)を取得したものの、博士号は取らず、大学院博士課程を満期退学して就職することにしました。就職後もゲームを作ったり本を書いたりする中で、noteというまとまった文章を発表するに都合がよいサービスを知り、こうして記事を公開し続けています。2021年からは教育系VTuberと名乗り、動画による情報発信も行っています。

自分の知らない世界を見てみたい欲求が人一倍強く、あらゆる分野の物事を学んだり、旅をしたりするのが生きがいです。大学生のときに世界一周ひとり旅をしたほか、就職後も頻繁に海外に行き、これまでに60ヵ国以上を訪れました。いずれは地球の外にも行ってみたいと思っていて、2022年にJAXAの宇宙飛行士候補者選抜に応募したらセミファイナリスト(50人)に残りました。

学びを「勉強」と呼んでつらく苦しいものだと捉える人が多い世の中で、私が味わってきた学ぶ楽しさを多くの人と分かち合いたい。そうすることで、誰もが楽しく学べる社会を作りたい。その一心で活動を続けています。

「朝森教育データバンク」記事公開の方針

「朝森教育データバンク」では、月に1回以上を目安に記事を公開しています。日本の高校受験や高校生活、大学受験に関する記事が多いですが、興味に応じて広く教育に関する話もしています。

また、私はどこかの学校や塾、予備校などに勤めていたり経営したりしているわけではありませんので、それらとの関係性を気にせず発言します。

日本では教育情報の多くが塾や予備校、通信教育などの関係者から発信されていますが、私は塾や予備校などを使っていない(使えない)、つまり教育情報は学校だけが頼りという人に向けて記事を書いています。私自身、塾や予備校などを使っていなかったので、そんな私が「当時こんなことを知っていたらよかったのに」と思ったことを積極的に書くようにしています。塾や予備校を使っている人は、セカンドオピニオンとして私の記事を読んでもらえれば幸いです。
私のスタンスについて、詳しくは以下の記事もご参照ください。

塾や予備校などを使っていない人も教育情報は得られるべきだと考えていますので、記事は原則として無料で公開します。例外として、プライバシーに関わる記事などは有料としています。

また、活動資金の足しにさせていただくべく、月額課金制のメンバーシップ「朝森教育ラボラトリー」を用意しています。

朝森久弥へのご依頼について

「朝森教育データバンク」では私が発信したいことを発信したいときに発信していますが、何らかのご依頼にお応えする活動も行っています。

たとえば、進路相談サービス。「朝森教育データバンク」の特定の記事をご購入いただいた方を対象に、音声通話による進路相談をご提供しています。詳しくは、以下の記事をご参照ください。

また、2022年に発売された野球雑誌「野球太郎 No.043」に掲載された記事「進学校は本当に強くなっているのか?」で、分析対象とする進学校の基準として『進学校Map』のデータを採用いただきました。

他にもこれまでの経験から、日本の学校教育事情であれば幅広い事柄について執筆できます。教育関係の記事と言うと「偏差値」や「合格者数ランキング」みたいなものに注目が集まりがちですが、その類とは一線を画した冷静な情報発信ができることが、私の記事を読んでいただければお分かりいただけると思います。

朝森久弥へのお問い合わせはこちら(noteのお問い合わせフォーム)か、朝森久弥の公式サイト「CURIOSIST」のお問い合わせフォームからお願いします。


今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

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