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イタリアから、一旦日本へ。
昨日、一旦イタリアを引き上げて日本に帰ってきました。数ヶ月こちらにいる予定です。
無事出国できそうです♬
— 山田麻美 Asami Yamada (@ciamisop) March 1, 2020
タクシーのおいたんが「大丈夫だと思うけどよかったらつけてね」とゴム手袋をくれたので、お礼に個別包装したマスクをあげたら喜んでどこかでもらったという千円札をくれました😂
こういうちいさなわらしべ感を味わえるのもイタリアの好きなところ…ありがとう、またね✨
トータル50キロの荷物、イタリアだけでなく日本の空港もエスカレーターが止まっている場所がちらほらあり、良い筋トレとなりました。笑
実家に帰ってきた達成感と開放感がよりつよくなりました。「はぁー!」と良いため息が口から自然とでてくる。
どこかにも以前書いたように、次はフランスへ行くためその準備をします。
イタリアを引き上げた実感はまだないです。また少しずつ行く予定があるのもそうだし、特に最後の一週間はさまざまなことにおわれて、帰り道の景色を見る時間もなかった。
でもそれがなんだか逆に「ここは生活する(した)場なのだ」と、生息地のひとつであることへの実感を強めたようにも思えます。
そんな状況でも電話や会ってご挨拶できた人もいて、イタリアの人たちはというとひょっとしたら門出にはみんなこんな風に言うのかなぁ?というくらい
わたしたちはここにいるから、何か困ったら辛いことがあればいつでもここに戻っておいで。
といってくれます。でもその目が「本当だよ」といってくれているのが嬉しい。
今はご時世ですこし落ち着きがない感じはあるけれど、それでもイタリアは私にとって「安心して帰れるお家」、つまりふるさとのひとつになりました。
文部省唱歌、ふるさとの3番の歌詞にはこんなことが書いてあります。
志をはたしていつの日にか帰らん
日本をでて、帰りたい時にすぐ駆けつけられない距離にいてからは、この歌詞を涙なしに歌うことがちょっとだけむずかしくなりました。
完全に住みに帰ることは今のところはないけれど、また新生活で吸収したものを日本にもイタリアにも還元したいなといつも願っています。
ありがとうイタリア、このご恩は必ず。
そしてこれからも、よろしくね。
本日のBGM
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