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短大卒からのMBA主席卒業までの道のり⑦ 入学〜春学期

言うまでもなく、私よりも優秀な人は世の中に沢山いる。
そして、MBA取得者が秀でているわけでも、首席が偉いわけでも、ましてや短大卒がダメなわけなんて全っ然ない。

けれど、どノーマルな人生から社会人大学院生になって、そして主席卒業と、10年前の私が聞いたら驚くような人生展開があったのも事実なのです。

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大好きな会社を退職する

自己紹介記事でも書きましたが、私はそれまでApple Japanで仕事をしていました。
Appleのプロダクトはもちろんカルチャーや一緒に働く人々が大好きで、そんな会社を辞めることなんでそれまでは1ミリ足りとも考えていませんでした。

ですが、WBSの合格の知らせを受けて、
私は何の迷いもなくAppleを退職することを決めました。

よく、転職やキャリアチェンジを悩んでいる方々に
「会社を辞める勇気が湧かない!」とご相談をいただくことがあります。

そうですよね、慣れ親しんだ愛着のある会社を離れるのは、不安が付きまといますよね…。

・後悔したらどうしよう
・お金稼げなくなったらどうしよう
・戻りたくなったらどうしよう

でも、

戻りたくなったら戻れば良いじゃない!

というのが私の考え方です。
(アホみたいな考え方ですみません笑)

もちろん戻れる保証がある訳ではないし、きれいな辞め方をしないといけないですが、
でも、一度離れたって、
いつでも戻ってほしいと思ってもらえるようにスキルアップする努力をしていれば良いと思うんです。

私がAppleを退職するときは、思いのほか気軽な辞め方でした。

・とりあえず今は自己成長の為に会社は辞める
・私はこの会社が好きだし心まで離れる訳ではない
・また戻りたくなったら再チャレンジすれば良い
・また働いてもらいたいと思われるように今まで以上に頑張ろう

退職して2年ほど経ちますが、今でもAppleは大好きですし、
今後の人生の中でもう一度Appleで働く可能性もゼロではないと思っています。
でも、私が働きたいと思ったときに「Welcome🙌」と言ってもらえるように、自分の価値を上げる努力は怠ってはいけないと思っています。

前職の上司や同僚に退職を告げた時も、皆さん心から応援してくれて、
今でも繋がりを持たせていただいており、悩んだときには相談に乗ってもらったり良い関係を構築できています。


コロナ禍真っ只中の入学

そして、当時2020年初旬、コロナウイルスの感染があっという間に拡大し、
人類の未知なるウイルスとの戦いが始まりました。

国立感染症研究所調査結果

前職でも2020年2月後半くらいからは在宅勤務を推奨されるようになり、
これまでの当たり前が当たり前でなくなっていく状態の中、入学の時期を迎えることとなりました。

入学のタイミングが3週間ずれ、
入学式も開催されず、
全ての説明がオンラインで実施されるというイレギュラー中のイレギュラーでしたが、早稲田大学や教授の方々、そして学生達もどのようにすればこの環境で最大の学習効果を得られるのか、誰もが手探り状態ではありましたが、皆前向きに取り組んでいたことを覚えています。

私と同じ2020年入学組は春学期は全てオンライン、秋学期は夜間の授業やゼミを中心に対面で行われる授業もありました。
そのため、一緒に入学した同級生との初対面は9月頃で、その時の感動は忘れません。大変な時期を乗り越えたからこそ、絆はとても深く、今でも繋がっている人たちが多いです。

1年制総合プログラム

私が入学した1年制総合プログラムはその名の通り1年で卒業となります。
取得すべき単位は全日制グローバル(2年)と同じですので、ギューーーーっと詰め込まれた1年間を過ごすというイメージです。

私は、自分の様々な状況を鑑みて1年生総合にしましたが、在学中は「2年間通いたかったなー」と思ったことが何度もありました。

  • 直接単位と関係無くても、興味のある講義を幅広く受けたい

  • 他の学生との交流を増やしたい (2年いれば2021年入学者とも知り合える)

  • 研究をもっとじっくりやりたい

上記希望がある方は、全日制グローバルへの入学をお奨めします👍


春学期のスケジュール

私が入学した2020年は以下のようなスケジュールで授業が行われました。

4月20日 オンライン授業開始
4月20日〜6月20日 春クォーター科目 授業期間
6月11日〜7月29日 夏クォーター科目 授業期間
8月17日〜8月20日 集中講座 ①
8月21日〜8月24日 集中講座 ②
9月3日 成績発表

そして授業時間はこちら⏰
1時限 9:00〜10:30
2時限 10:40〜12:10
3時限 13:00〜14:30
4時限 14:45〜16:15
5時限 16:30〜18:00
6時限 18:15〜19:45
7時限 19:55〜21:25
夜間主 7時限 18:50〜20:20
夜間主 8時限 20:30〜22:00

私の春学期の履修スケジュール

私は上記のようなスケジュールで履修を行いました。
水色は必修コア科目
黄色は選択必修コア科目
オレンジは選択科目

空いている時間も多く見えるのですが、

  • 予習・復習

  • 課題作成・提出

  • グループワーク

  • 研究の準備

など、自由な時間はあまりなく、ひたすら没頭していたのを覚えています。
この1年間の学生時代は本当に贅沢な時間でした。

なぜなら、自分の時間の100%を自分の成長のためだけに使える、なんてこんな貴重な時間は人生の中でもそうそう無い!

サポートしてくれた家族に心から感謝します。


教科書と参考文献全部買い

私は優秀ではないからこそ、その分努力しようと思いました。
できることは全てしようと思いました😤

元々読書好きだったので、読み物は全部読もうと決め、授業の理解を深めるものは全部購入!
最終的に全ページ読めたかというとYES!とは言えないものの、予習や授業中に関連がありそうな書籍を持ち出して、授業の内容と書物を見比べながら学んでいました。

ただ、専門書って値段が高い💰!!

私が気に入ってよく利用していたのはメルカリブックス!!
…なのですが、2021年9月15日にサービス終了してしまいましたー😭

何が良かったかって、メルカリの売上金で新品の本が購入できること!
当時、会社辞めてお金の心配もしていたので、お洋服や電子機器などをメルカリで販売し、その売上金でコツコツ書籍を購入していました📚
同時に古い本や販売終了となってしまったものは、メルカリで中古品を購入することもできたので、大活躍だったのですが、残念ながらサービス終了。


私の教科書・参考書の使い方

大量の書籍を読んでも、何が書いてあったか、どこに書いてあったか分からなくなってしまったら勿体無いですよね。

ですので、私の読書時の必須アイテムはこちら!
・フィルム付箋
・消せる蛍光ペン

書物を読んでいて、重要なフレーズやパートが見つかったら、どんどんマーカーで線を引いていきます。そして、そのページに付箋を貼っておく。
※消せる蛍光ペン、貼り跡が残らない付箋なので本も美しいまま!

これだけ。

読みながらこの作業をしていくと、
後で情報を引っ張りたいときや、咄嗟に思い出したときにすぐ重要箇所を見つけることができます。

そのため、私の本はマーカーの線とポストイットだらけ😇

とにかくマーカーを引く!
付箋だらけ!

短大卒の私が主席でWBSを卒業できたひとつの理由は、この読書方法があるかもしれません。
このように準備しておくことで、講義の中でも咄嗟に書籍と書籍の学びを組み合わせて新しい発想で発言することもできました。

あ、でも通学スタイルだといつでも手元に書籍があるわけじゃ無いから、オンラインだったからこそできた技かもしれませんね😙

最後まで読んでくださって、ありがとうございます🫶
次回の記事では、私が愛してやまないiPadの学習への活用方法について書きたいと思います^^

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