フラメンコに学ぶ「愛しすぎて燃え尽きた情熱」
今日はフラメンコと愛について、ちょっと深い話。次回の一時帰国ライブ、11月24日 八王子でのライブ「影の中に見つけた光」をテーマにこんな事を感じそれを舞台にしたい。
フラメンコって、よく「悲しい」とか「苦しい」って言われるけど、それって実はすごく意味があること。カマロンが言ってた、「フラメンコはいつも悲しい」「愛もいつも悲しい」って言葉、確かにそう感じることもある。愛しすぎて壊れてしまったり、何年も暗闇の中で悲しんだりすることって、本当に辛い。でも、これって単なる悲しみだけじゃない。
私も長い間、愛はいつも終わるものだと思って、ハッピーエンディングなんてないんじゃないかって思ってた。愛することで壊れてしまったり、失ってしまったりすることが多かったから。触れなければ傷つくこともない。だからもう恋なんてしない。だから1人で生きて生きようって思ったり。でも、最近になって気づいたんだ。愛にはいろんな形があって、失ってしまった愛もまた別の形で私たちにメッセージを送っているって。
失った愛は、実は新たな愛を見つけるための準備だったんだって気づいた。
フラメンコでもいつも”準備”してください!見えないものが大切と話す。
ブレリアスもジャマーダはジャマーダの前から始まっているって話す。
悲しみや痛みの中にも、愛のメッセージが込められていて、それが次にまた愛することを教えてくれるプレゼントだって思えるようになった。失恋、離婚、悲しいのではなくて素晴らしい愛のプレゼント。それに気づいてから、暗闇の中にあったものが、明るい未来のためのプレゼントだった、ありがとうに変わった。
フラメンコを踊ることで、その感情や痛みを表現することができるのは素晴らしい。その中にこそ、新しい気づきや希望がある事を教えてくれる。愛することで壊れてしまったものも、時間とともに新たな愛に変わっていく。失ったものの中にあったメッセージを受け入れることで、もっと豊かな愛を見つける力になると思うから。。。
だから、みんなも自分の中にある失った愛や悲しみを、大切にしながら前に進む力に変えてほしい。フラメンコはその手助けをしてくれるし、愛に対する考え方も少しずつ変わっていくと思う。影の中に光を見つけ、幸せを見つける日が来るっていう事をシェアしたい。
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