女性(50代おばさん)でも一人でできた!幅2500mm・奥行き380mmの出窓をデスクにした話
こんにちは。
私はUIデザイナーですが、DTMでもほんの少しですが稼いでいます。
つまり両方とも大事なお仕事です。
付け足し付け足しでごちゃごちゃしてしまったデスク周りをスッキリさせたいと思い、10年以上前に引っ越してきてから一度も有効活用できていない広い出窓をデスクにしたら部屋が広くなる、と考えました。
完成したデスクを某SNSに投稿したら問い合わせがしょっちゅう来てしまったのでまとめることにします。
採寸は何よりも重要である
お菓子作りとDIYはきっちり測らないとうまく行きませんよね。
ですが私は設計用のツールは持っていませんし、あったとしても使えません。
そこで散々使い慣れているFigmaを使って完成時の寸法を1mm単位できっちり設計することにしました。
こんな感じで1mm=1px としてきっちり並べていきます。
辻褄が合わなくなっても、絶対に画面上で辻褄合わせをしてはいけません。
必ずメジャーを取り出して実際の部屋を採寸し直した上で実寸にて修正してください。これをしっかりやらないと最悪のばあい、購入した材料がゴミ化します。(うちの親族はみんな建築系の仕事をしており、それを知っていたのでしっかりやりました。)
全方向からの完成図を作る
そして上から見た図、側面から見た図もきっちり描きます。
※ギターを吊るす柱や折りたたみテーブル、デスクの左側に取り付けた大穴のペグボードについては後日改めて書きます。
道具や材料を揃える
まずは持っていない道具を用意します。
Amazonや100均一で購入
電動ドライバー(これがないと無理です)
建築用のメジャー(お裁縫用のじゃだめです)
ノコギリ
紙やすり
次にデスクの材料を選びます。
IKEAで購入
天板1 幅1400mm
天板2 幅100mm
デスク脚(オーロブという60cm - 90cm に伸縮するテーブル脚)
IKEAの完成品デスクは高さが74cmあり、日本人にはちょっと高いんですよね。
ですから伸縮する脚で床から70cmくらいの高さに調整できることが必須です。
キーボード用のスライドトレイを作るための材料を購入
トレイ板(幅1100mm 奥行き300mm): ケーヨーデーツーで購入、その場でカットしてもらいました
スライドレール金具 : https://amzn.asia/d/3MWv4Km
高さは55mmから107mmの間で調節できますが、私のシンセ(KingKORG)は高さ96mm あるのでトレイ板の厚さを差し引くと高さが足りません。そこで厚さ1cmの当て木をして取り付けました。耐重量は50kgとのこと。シンセの重さは7.1kgなので問題なしです。
※取り付けの時は、デスク脚の取り付け金具の大きさを見落としがちです。それを無視すると取り付けられないのでこれもきっちりしっかり計測して取り付け位置に鉛筆などでちゃんと印をつけておいたほうがよいです。
本業用デスクは楽々完成
右側には本業用、UIデザイン作業用のデスクを設置。
こちらは単純に天板に脚を取り付けるだけなので簡単でした。
IKEAの天板裏は脚取り付け用の穴が予め開けてあるので採寸の必要もありません。
完成した!と思いきや、左側のDTMデスクは流石にこれでは全然足りないことに気づきます。
まだ並べてはいませんが他にミキサーやMIDIコントローラを置いたりします。
USBハブも必要なのでかなり散らかってしまいます。
そこでディスプレイ台を追加購入することにしました。
ネットで色々見回ってみましたがなかなか気にいるものが見つかりません。
一応憧れのカタチというものがありまして、それは「.mudesk」です。
元々これに一目惚れしたのがDIYすることになったきっかけです。そういう訳なので、こんな雰囲気になる台を探していました。↓↓↓
ご覧ください!何かにちょっと似ていませんか?
そうです、私が幼い頃から習い続けた昔のレバー式のYAMAHAのエレクトーンを思い起こしてくれて良い感じですね。
1970年代に発売されていたエレクトーンは木でできていました。私が親に買ってもらったものもそうです。
しばらく探してようやくそれっぽい雰囲気の台をAmazonで見つけました。
両サイドの棚は自由に動かせるので、ベリンガーのデジタルミキサー FLOW8の横幅に合わせました!
見比べてしまうと.mudesk3 とはかなり違いますが、
木目を生かしたデザイン、3つの仕切りがある台、雰囲気はDTMデスクです。
合計で約25,000円。
大満足です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?