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出産レポ

35歳、5年ぶり2回目の出産記録です。

5年も経つと前回の記憶はほとんどなく(笑)、ほぼ初産の心持ちで挑んだ妊娠・出産。

とはいえ、確実に新陳代謝、体力は落ちており、妊娠中は体重増加に悩まされました……。

幸い大きなトラブルには見舞われませんでしたが、やはり35歳、それなりに妊娠中の心掛けも大切だと感じたので、妊娠中にやっていて良かったと思ったことも書いてます。

臨月に入ってからは出産への恐怖で、色々な方の出産レポを読み漁っていたので、私の経験も少しでも誰かの参考になると嬉しいです。


妊娠中期から大き目だと言われ続ける


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推定体重2200g、二週前倒しの大きさらしいのにまだ横位で向きを変えまくってる……!(もう頭が下に降りてきていい時期です)
先生「1人で3LDKに住んでるくらい子宮のスペースに余裕あるね〜」

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先生「推定体重3100g超えてるのに全然降りてきてない!もっと歩いて!動いて!」
その日からほぼ毎日1万歩生活が始まりました。


毎日歩き続けるも、予定日超過


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推定体重3500gながら、まだ産まれそうにない。
陣痛促進剤に前向きになれない私の気持ちを尊重してくれ、翌週まで待って、それでも産まれなかったら入院して促進剤を打つことに。

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相変わらずお腹は張らないものの、なんと、子宮口が3センチほど開き赤ちゃんもだいぶ降りてきているとのこと!
(初産だと陣痛10分間隔の時で子宮口1センチと言われています)


痛みが始まったり破水したらお産が進むの早いからすぐに来てね〜と先生に言われる。毎日歩いても歩いても全く報われないようで気が滅入ってきていたのですごく嬉しかったです。 

(後々自分のお産を分析してみると努力、だいぶ報われていた気がします。それは後ほど)


いよいよ陣痛!?


20時半頃、懐かしい痛みがどうも定期的にくるように。
陣痛アプリで時間を測ってみると

動いてると→5分間隔
座ってじっとしていると→7分間隔

不規則でも痛みが来たらすぐ来るようにと言われていたけれど、どうもまだ耐えられる痛み……。

こんなんちゃうかったで?前駆陣痛?

悩みましたが、産院に向かいそのまま入院。
しばらく分娩室でNST(陣痛がきているか、赤ちゃんが元気かを測定する機械)するも陣痛が強くならないので一旦病室に移ることに。

お産が進むという腰回しを時々したり、うつらうつらして過ごしているうちにいきみたい感じが出てきたので分娩室へ移動。

この時、子宮口の大きさは5センチほどで、まだまだ先は長いとがっかり。

NSTをつけたまま分娩台で横になり、痛みを逃す、合間に寝る、を繰り返すことしばらく……
どうにもこうにもいきみたくて助産師さんに見てもらう。


このへんの記憶が曖昧なんですが、助産師さんが分娩の支度をして産む体勢になってもどうもいきみたい感じが弱い……


助産師さん「子宮口は10センチ開いてるし赤ちゃんももうここまで来てるけど、陣痛が弱いからいきんで出してあげるしかないよ〜頑張って!」

私「……!!!いきみかたがわかりません……!!!」

戸惑い、いまいち上手にいきめないまま助産師さんが子宮口を伸ばし(?たぶん)破水させてくれました。
でも陣痛は強くならない……


実は、たまたまですが、長女も同じ助産師さんに取り上げてもらいました。
お互い5年も経ってると当時のことはあまり覚えていなかったけれど、長女は初産で3600g超えながら会陰を切らずに済んだんです!
会陰を切ってないと本当に産後が楽なので、助産師さんには感謝していて、今回も安心してお産に臨めました。


次女、誕生


4時21分、3172gの元気な女の子が誕生。
最終的には助産師さんの熟練の技?と導きで出産まで漕ぎ着けた感じでした。(今回も会陰切開せずに済みました、感謝……!)

推定体重よりだいぶ軽く、長女と比べても500gくらい小さかったけれど、それでもやっぱりお産は命懸け。
途中でもう産むの諦めたいと思った。(でも、お産はどんなに辛くても途中で逃げられないんですよね……)


前回のお産と比べて


前回も今回も夜入院して夜通しのお産。

前回は陣痛に加えて睡眠不足で体力を消耗してしまったので、今回は意識的に陣痛の合間に寝るようにしました。これが良かった。


あと、個人的には夫の立ち会いがないのも自分のペースでお産に向き合えて良かったです。
お産の大変さを実際に目にすることで、その後の育児にはプラスだったかもしれないけど、第二子は立ち会わなくていいかも。

今回、なかなか陣痛が来なかったし、全分娩期を通して陣痛が弱目でした。

子宮筋が伸びて広がってしまっていると微弱陣痛(赤ちゃんを外に押し出す子宮の収縮が弱い状態)になることがあるそう。
第一子が大きく、今回も子宮が大きいと言われていたので伸び切っていたのかもしれません。


出産前にやっていてよかったこと



・ほぼ毎日1万歩以上歩く(2万歩超歩いた日もあります)
・マタニティヨガをする
・ラズベリーリーフティーを飲む:子宮収縮を助けると言われています。産後もおすすめ!(妊娠中期までは禁忌)
・クラリセージの香りを嗅ぐ:私はニールズヤードのアロマオイルを使ってました。安産の香りだそうです♡(こちらも妊娠中期までは禁忌)
・会陰パック:お風呂上がりにオイルを浸したオーガニックコットンを会陰にしばらくパック。会陰の伸びが良くなり、会陰切開した場合でも治りが早くなるそう。

ウォーキングは歩いても歩いても、足が疲れ靴ずれがひどくなるばかりでなかなかお腹も張らないし辛かった……。
でも日々の習慣、心掛けで、陣痛が弱いながらも子宮口が開き、赤ちゃんも降りてきて、大きなトラブルもなく出産できたように思います。


最後に、上の子のケアについて


入院時には、夫と長女に病院まで車で送ってもらいました。到着するまでは夜のお出掛けにわくわくしていた長女、病院に入っていった私が出てこないとわかると大号泣だったそう。

もうすぐ5歳、妹の誕生をすごく楽しみにしていて、出産後はしばらく入院することなどもお話して理解していたはずですが、頭で理解することと経験することは別物だったみたい。

年齢もあると思うけれど、赤ちゃん返りはしていません。5歳差は保育園も小学校も1年しか被らないのが痛いところですが、頼もしいお姉ちゃんが妊娠中も出産後も全力でサポートしてくれてとっても心強いです!

今日も暑苦しいほどの愛情を、全力で妹に注いでいます。笑

ワンオペ育児や核家族共働きだとなかなか2人目に前向きになれないこともあるかもしれませんが(私がそうでした)、新しい命は夫婦だけでなく親子の関係も更に強く結びつけてくれています。

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